ユキが分からなかった。
怖かった。
不気味だった。
気持ち悪いと思っていた。
愛情が薄れていくのを感じた。
可愛くなくなっていくのが怖かった。
不安というものが、どれだけ人を蝕むのか、身を以て体験しました。
明日には立つかもしれない。
明日はたくさん移動できるかもしれない。
明日はオモチャで遊ぶかもしれない。
明日はおかしな行為はしないかもしれない。
明日は自分でご飯を食べるかもしれない。
明日になったらお話するかもしれない。
明日は、明日は、きっと明日は、明日こそは、明日になれば。
そのうち朝起きて、ユキがいるのを見て私はガッカリするようになりました。
子供が生きて私の横にいる。
なのに、ガッカリしたんです。。
朝なんてこなければいい、真剣にそう思っていた。
眠ってそのまま目を覚まさなければいい。
明日なんてこなければいい。
こないでください。
でも。
今は朝起きて、ユキがいてもガッカリしない日も増えてきました。
返事も反応もないけれど、私はユキにあいさつします。
おはよう、ユキ。
それでいいや、と思える日もあります。
そんな気がします。
病気のせいだと知ったから。
当たり前と思っていたことは当たり前ではないと知ったから。
それがユキだから。
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