娘が塾をやめる理由 | 日本ボディーケア学院日記

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「もっと勉強ができるようになりたい!」

と、長女が塾に通い始めてから

1年が経ちましたが、

今月でその塾を辞める事になりました。


娘は、娘なりによく頑張ったと思います。


一学期の成績は、私が中学生の時より、

はるかに良いものだったので、


親としてはとても嬉しかったですし、

これは、塾での努力が実った結果のようです。


しかし、この成績を手に入れるために、

塾ではかなり厳しく指導を受けていたようで、


その指導法を聞き、

私には大きな疑問が生まれて来たのです。


塾では勉強ができなかった時、

次のように注意するようです。


「良い点をとれなかったら将来仕事に就けない」

「勉強ができなかったら幸せになれない」

「こんなのが分からなかったら死んだ方がまし」


娘はこう言われながら、

1年間、頑張っていたようです。


塾の先生は、娘を奮起させるために、

言ってくれた言葉だと思います。


そのお陰で娘の成績は、

グンと上がったので、

これにはとても感謝しています。


しかし、親からも言われた事のない言葉で

塾の先生から注意されてきた事が、

娘にはかなり辛かったようで、


この事を私の友人に相談すると、


「当たり前でしょう、その塾は進学塾なんだから!

 進学塾の一番の使命は、

 生徒をいい高校に入学させる事。


 そのためには、時に厳しい言葉を使って、

 注意する事も珍しくないよ」

と、言われました。


しかし、私もどうも納得できません。


そこで、妻と娘と三人で話し合い、

次の二つのどちらかを選択する事になりました。


一つは、

厳しい言葉で注意されながらも、

今の塾で頑張るのか?


もう一つは、その塾を辞めて、

次の方法を考えるのか。


勉強は大事です。


しかし、成績を上げるために、

中学生では厳しすぎる言葉で注意されながら、

我慢し続けて勉強する必要はないと

私は考えています。


娘は成績が上がる喜びと、

厳しい言葉に耐えながら学び続ける苦しみを天秤にかけながら、

かなり長い間考えたようです。


そして、その結果、

娘は塾を辞める事を選択しました。


私はこれでいいと思います。


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