先日、東京で飲み会をしました。
うちのスタッフが
「秋葉原駅の近くに安くて美味しいお店がありますよ！」
と教えてくれたので、今回はその居酒屋で行いました。
本当に値段の割には、とても美味しかったのですが、
「もう、ちょっと頑張ってくれたらな・・・」と思う所がありました。
それは、器です。
料理はとてもキレイに盛られているのですが、
その器が、とても安っぽいのです。
もしかすると、美味しい料理をリーズナブルにして出すために、
器の部分にはあまりお金をかける事ができないのかもしれません。
しかし、もう少し工夫してもらいたい！
と、思いました。
最近、東京の飲食店は、価格競争が加速しています。
焼鳥屋さんなどでは、一串５０円。
という所も出てきています。
しかし、それでもそこそこ美味しい料理を出してくれるのです。
さて、今回、飲み会をした居酒屋の経営者さんは、
美味しくてリーズナブルな料理を作るために、
かなりの時間をかけ、工夫し、それを作りだす事を可能にした、
能力を持っている人だと思うので、
その能力を使って、さらに美味しくいただけるように、
器にも工夫をしてもらいたいと強く思いました。
今、多くの飲食店の経営者の方達は、
美味しくてリーズナブルな料理を出す事だけに、
多くの能力と時間をつぎ込んでいる人が多いのかもしれません。
よくビジネスを成長させるためには、次の４つのPに注目し、
それぞれ均等に考える時間を費やさなければならない。
と、言われます。
商品（Product）
価格（Price）
広告宣伝（Promotion）
流通（Place）
しかし、多くの会社は商品（Product）にのみ、すなわち商品の開発や、
工夫に力を入れるばかりで、
その他の事にはあまり注力をしない会社が多いようです。
今回の器も、商品（Product）の中に入るとは思いますが、
料理を工夫するあまり、見せる事にあまり注意が行っていないのではないかな、
と感じたのです。
この器を見ながら、今、自分の仕事は、成長するために
チェックしなければならない４つのPに均等に力を注いでいるか？
一つの項目だけに注力しすぎていないか？
と自問自答してみました。
ぜひ、あなたの今取り組んでいる仕事も、その仕事を成長させるために、
必要な事に、均等に力を注いでいるか一度、チェックしてみてはどうでしょうか。
日本ボディーケア学院