閉鎖的組織は継続できない | 広報力向上ブログ

閉鎖的組織は継続できない

現在、第三者委員会を設置し、指導者によるパワハラ問題を検証中の日本女子柔道。


暴力やパワハラという行為も問題ではありますが、伝統という名のもとに閉鎖的な組織に陥っていたことが最大の課題と思います。現に昨秋、全柔連が状況を把握しつつも聞き取り調査程度の対策しか講じず、結果該当する監督には継続を発表していたことからも隠ぺい体質と言わざるを得ない。


そして問題が表面化した段階で監督に厳重処分を課すものの、対応不十分として12月初旬に代表選手ら15名が連名で日本オリンピック委員会に能力行為などと告発するという前代未聞の対応に発展する。


もし全柔連が状況を把握した段階でこの問題に真摯に取り組んでいたらどうだろうか。口先だけではなく”アスリートファ-スト(まず選手ありき)”という概念を少しでも実践していたらどうだったのか。


伝統とは組織内での慣例を継続していくことではなく、変わりゆく社会の中でどう生きていくかだと理解していたら。


そして社会や組織内からの信用を得るためには情報をオープンにしていくことだと理解していたらどうだったでしょうか?


女子柔道界のみならず、日本相撲協会や学校等で多々閉鎖的な組織が問題を起こしていますが、企業も同様、明日は我が身と言える部分が多いと思います。


変わりゆく社会の中での位置づけや社員の声を無視していれば告発という事態に陥ることはよくあること。この様な企業存続の危機にならずとも生産性低下という事象であればもっと身近に起こっているのではないでしょうか。


広報の大きな役割のひとつは第三者的視点での検証。一度一般社会の目で社内を検証してみては如何でしょうか?社内の常識こそ非常識という部位が意外と多く見つかるのではないでしょうか?

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