万引き防止策
スーパーやコンビニ、書店やデパートなどでも”万引き”が増加傾向にあるとのこと。
夕方のニュース番組などでは被害の実態や万引Gメンなどの万引き防止対策について頻繁に取り上げられている。然しながら被害額は残念ながら減少傾向には無いようです。
平成20年に発表された全国万引犯罪防止機構の調査結果によると、全国の小売業(850社 回収率45%)での万引被害額は1488億円(売上比0.9%)、万引被害件数15万件とのこと。
相当な額の被害ではあるものの、単純計算では1件当たりの被害額が100万円弱と高額であり、恐らく多くが被疑者を確保できずに終わっている状況と推測します。
この調査で興味深かったのは、最近の万引犯罪の原因と考えられる要因の項。店舗拡大による守備範囲の拡大や失業者の増加など長引く経済不況などが挙げられているが、圧倒的に多いのが”万引に対する犯罪意識の欠如”ということ。
”万引き”というと悪戯の延長と言うイメージが少なからずあるが、立派な犯罪であることは確か。テレビなどでも万引きした者に、”万引きは犯罪なんだ”と言い聞かせるシーンが数多く流されている。
万引防止の啓発活動などは多々行われていてもなかなか改善が見られず、万引が犯罪であると言う認識が浸透しないのであれば、逆に今後一切”万引”という言葉は使わずに、”店舖窃盗”などという言葉に変えてしまうのも有効な手ではないだろうか。
単にキーワードの浸透を考える前に、現状や課題、本質的な狙いは何なのかなどを検討していくことが重要だろうと思います。