広報担当者は黒子
PRというと一見華々しいイメージをお持ちの方もおられるのだろうと思いますが、実際の広報担当者の仕事(立場)は非常に地味(地道)なものと言えます。
かつては広報担当者が前面に出てアピールしていた企業もありました。美人広報と話題となり、そのことで得られたものも非常に大きかったのではないかと思います。
しかし全てが全て広報担当者が対応する、前面に出ることのデメリットもあったと言えます。
カリスマ社長などは非常に良いイメージもあるかと思いますが、アメリカなどではリスク要因にもとられています。そのため創業時などは社長を前面に押し出していく手法は効果的と言えますが、ある程度の段階になった際には様々な側面も出していくことで社長一人で経営しているのではなく、”組織力”がある、或いは既に後継者も育っているということを徐々に見せていく必要があろうかと思います。
当然のことながら各事業部門には責任者がおり、その中でも役員の方もおられたと思いますが、それらの方を全く出さずに社長と広報担当者が全て対応していたことで、事業実態や組織力が見えなかった、見せなかったことは大きな反省点だと思います。
もし事業実態をもっとアピールしていたならその企業に対する理解や信頼度も変わってきたのではないかと思いますし、組織力や後継者が育ってきていることが理解されていれば例え社長が変わったとしても影響を最小限に留められた可能性もあるかと思います。
広報は会社自体、商品サービスなどの事業部門の価値を理解頂き信用や信頼を得ていくための活動であり、下手にそこで広報担当者が前面に出ていくことで本来理解されるべきものが理解されないという事態に陥ります。
広報担当者はそもそも何をすべき仕事なのかを良く考え、黒子に徹するべきではないでしょうか。