タレント起用時の注意点
広報活動でも新商品や新サービスの開始時、イベントなどでタレントを起用することがあるかと思います。
タレントを起用すると、普段付き合いのないメディアも取り上げてくれることもあり、非常に報道にも広がりをみせます。テレビやスポーツ紙、週刊誌などは最たるものではないでしょうか。
ただよく見かけるのが、なぜこの広報素材にこのタレント?というもの。挙句の果てにはテレビで取り上げられているにも拘らず、報道されているのは同じ事務所などのタレントの熱愛発覚についてなどで商品名などは全く出てこないこともよくあることと言えます。
先日禁煙の啓発でヘビースモーカーとして有名で禁煙に成功した大物タレントを起用しており大きく報道されていた事例はありましたが、この様な成功事例は極めて少ないと言えるのではないでしょうか。
また最近では突然大物司会者が闇社会との関係を公表し引退したり、運送系のCMに出ているタレントが更新期限のオーバーによる無免許運転で書類送検されたりと思わぬハプニングもあるのもそう多くは無いにせよリスクとして十分に認識しておく必要があると言えます。
せっかく大金払ってこれでは何をやっているのか解らないのではないでしょうか。少しでも露出をという考えからか、会見時のボードにロゴをちりばめ、どういう角度から撮られても話している内容はどうであれ、最悪ロゴだけは映るという手法をとっているのは苦肉の策と言えます。
タレントありきでどう報道されるかを考える以前に、広報素材自体をよく見極めそれだけでどう浸透させるかをまず検討すべきだろうと思います。タレントを使わずとも、自社の一商品ではなく業界の傾向、動きとして、季節の特徴として捉えるとそれで十分アプローチできる切り口は見つかる場合も少なくありません。
タレントを起用する際はメリットだけではなく、十分にリスクも認識しておく必要があり、宝くじ的な発想ではなく、広報素材自体のニュース性をまず向上させるかが重要だと思います。