隠すことは守ることではない | 広報力向上ブログ

隠すことは守ることではない

有事の際、経営陣と広報担当者の間で意見が割れることがあります。


両者とも根底にある考え方は、”会社を守りたい”ということでは一致しているのですが、日々メディア対応を行っている広報担当者は、”出すことが結果的に守ること”という認識をしており、逆に経営陣の方は”出さない事で守る”との考えを持たれる方が少なくないようです。


確かに隠し切れればそれに越したことがないのかも知れません。


しかし記者などは発せられた情報を時系列で検証していくなどばかりではなく、表情やタイミング、発信方法などあらゆる側面からも検証を行っていきます。加えて当事者のみならず、関係各所など周辺への取材活動も行っていきます。つまりなかなか隠し切ることはそう簡単なものではないと言えます。


また隠そうとして隠しきれなかった際のマイナス影響は絶大なものがあり、皆さんご存じの通り、それこそ会社存続の危機に陥るケースも少なくはありません。


逆に有事やクレームなどの際、誠実な対処を行うことで逆に信頼感を得て、逆に業績を伸ばしたところもあります。


有事の際に冷静な判断をすることは容易ではありません。広報担当者は常に客観的に物事を判断する習慣があるから良いものの、その様な訓練がされていない方々に対しては、起こってからではなかなか意識の変革は難しいこともあり、日頃から事例研究などを行い、”どうすることが本当に会社を守ることか”などをスタディしておく必要があると思います。

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ご参考:ジャパネットたかたに学ぶ危機管理広報