鳩山首相に学ぶ広報術
支持率低下が止まらない民主党。
お金の問題やマニフェスト違反など理由は多々想定できるが、なかでも普天間基地移転で迷走、優柔不断さを強烈に発揮してしまった鳩山首相に対する批判や失望も大きな要因であることは間違いない事実であろう。
とは言え、本当に鳩山首相は悪いのか。
企業トップの取材などでも失敗や効果が余り出せなかったなどの事例は多くある。その理由は取材対応したトップだけではなく、意外に広報担当者の事前準備不足などの理由も少なくはない。
具体的には事前の打ち合わせが十分に出来ず明確なメッセージが出せずに終わってしまった、或いは基礎的な情報を十分に説明しておかなかったことで不用意な質問がだされ、社長がご立腹でせっかくの取材が台無しになってしまったなどである。どれも広報担当者が事前に十分な準備をしておけば回避できたことであろう。
社長は企業のトップとは言え、広報もさておき、秘書や経営企画のブレーンなどの取り巻きがいて機能している。首相も同様であり、秘書や首相補佐官などのブレーンが存在している訳であるため、首相が迷走しているということは、単に首相に問題があるだけではなく、ブレーンにも機能させていない問題があるのではないかとみてしまう。
鳩山首相を見て、単に失望したと捉えるのではなく、もし自身の社長であったらどう広報担当としてサポートすべきなのか、課題は何なのか、などと一度考えてみるのも勉強になるのではないでしょうか。
「我が国の首相を見て我が社長直せ!」
因みに、鳩山首相は、事前のレクチャーで”これだけは絶対に言わないで下さい!”と十分な説明を行うと、必ずと言っていい程しゃべってしまうそうです。ブレーンは一生懸命サポートしていることは間違いなさそうです...。