記者との付き合い方 | 広報力向上ブログ

記者との付き合い方

以前、初めて日経の取材を実施することになったとある会社の社長さんが、ビール券かなにかご用意した方が良いですか?と言われたそうだ。もちろん必要ないし、また出したとしても受け取ることもない。


出すことによって、広報を解っていない、軽く見られている、これで記事を書けと言うのか、などと思われ、良いことはひとつもない。ビール券を渡そうとするなんて非常識、金品の授受はあり得ないと思われる方は多いだろうが、似たようなことは少なくはない。


偶に記者説明会やIR説明会などの資料の中に、1,000円分のカードが入っていることがある。来て頂いた交通費代ということなのだろうし、たかが1,000円なのだろうが金品には変わらない。また来場者も仕事で来ている訳だから所属企業から交通費は当然出ている訳であり、その交通費は必然的に個人に入ることとなる。中には資料の中からカードを抜き取って机に置いていく方もいる。これもビール券と何も変わらないと考えるべきであろう。


特に来てもらったからといって何かを渡す必要は全くない。敢えていうなら、低額の自社商品で実際に使えるものなどであれば、頭だけではなく実際に使ってもらってより理解を促すという意味でも有効であろう。しかしその様な商品を持っている企業は多くはない。つまりは特に無理やり何かを渡すという考えは持たなくて良いだろう。無理やり購入品にロゴマークのシールなどを張り付けても何もプラスの意味を持たない。


安易なプレゼントは、プラスにははたらかないと理解すべきであろう。記者と企業はあくまでも対等な立場。引け目を感じるのであれば、より情報武装をして価値ある情報を提供するように努めることが先決ではないだろうか。記者が欲しいのは価値ある情報であることは言うまでもない。

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