広報に固定観念はご法度
広報担当者がしてはならない事は幾つかありますが、その中でも重要なのは”固定観念”を持ってしまうことが挙げられます。確かに一貫した哲学なり、独自の拘りやポリシーを持って仕事をすることは大切なことです。しかし、その考え方に柔軟性を持つことや、”検証する”ということを怠ってしまうと、それはリスク要因にもなりかねません。
例えば競合や類似企業で何かトラブルがあった場合、「うちは大丈夫だろう、うちには関係ない」と思ってしまったらどうでしょうか?自身の知らないところで良からぬことが進行しており、気付いた時には手遅れと言うことになってしまいます。
また固定観念はリスク要因のみならず、成長や発展の阻害要因にもなります。よく聞くのが、
・うちは上場しているわけでもなければ大手でもないからニュースはない
・BtoB企業なので広報は関係ない など
ニュースはないと思ってしまった時点で、その企業の広報活動は終わっていると言えます。つまり、他との差別化が出来ない、或いは自社は社会的存在意義がないということを認めたことになります。
また中小は大手に比べニュースはないと言うこともよく聞きます。しかし大手は規模が大きいことは強みですが、当然リスクも多く、また競争激化している業界でしのぎを削っているので差別化が図り難いという側面も持っています。つまり、中小の方が差別化を図り易い環境にあるとも言えるでしょう。
ニュース素材を発掘する苦労はどこも同じこと。大手だから楽、中小だからないということはありません。
固定観念を持ってしまった時点で、勝負は決まってしまいますのでご用心を!