新設学部学科の広報活動の間違い
全入時代に突入すると騒がれだしたころから、大学は学生確保に向けさまざまな努力をしている。
・学部学科の新設
・学部のリニューアル(学部名変更)
・短大の4年大化
・女子大の共学化
・資格系学科の取り込み
・高校の系列化 などなど
しかし新設学部学科などの情報発信は、相変わらず広告頼りになっているのは残念なところ。では打ち出し方はどうなのか?訴求メッセージは間違っていないのだろうか。
新設学部学科などの打ち出し方は、大学の位置づけによっても違う。十分認知された有名大学なら”学部学科の新設”で良いだろう。しかし余り認知されていない大学が、新設学部学科を強調し過ぎると、それ自体が軽く見えるばかりか、既存学部についても薄らいでしまう。
単に資格取得者を確保したいから、それに対応する学科を取り込んだとする。それは経営戦略的に正しいことだろうが、広報戦略上はもっと既存学部学科や教育の理念、中期ビジョンなどと絡めた上で発信していく必要がある。
企業でも”社長の鶴の一声”で何もかもが動くことが多い。それをそのまま発信してしまうのではなく、企業の広報担当者は、”如何に重み付けをするか”に苦労している。
学部学科の新設広報などは、学生確保ということのみならず、大学の価値向上という視点でも極めて大きなマターである。今一度、学生募集広報という観点ではなく、大学広報(University PR)という観点で再検証してみては如何でしょうか?
ご参考:大学広報のススメ
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