「正しい前後開脚ってどんな形?」

という疑問から始まった

今日の午後のレッスン。

抽象的な言い方かもしれないけれど

「股関節を開くことよりも

いかに筋肉を伸ばすかこだわること」

股関節が開いているように

見せるだけのストレッチなら無意味。

たとえ180度開いてなくても

身体をズラさないようにすることで

しっかりと筋肉を伸ばしていけば

股関節は柔らかくなってくる。

という話をした上で

開いているように見せることよりも

手足の位置と効果にこだわった

前後開脚のやり方を指導した。

その結果、

いつもはお尻が床につかない人も

一回でつくようになった。

ストレッチやトレーニングは

身体を変えるための手段であって

それら自体は目的ではない。

やることで満足するのではなく、

やることによって身体が変わることで

そこで初めて「やった」と言える。

今日はそこからさらに

身体を引き上げるための

アンシェヌマンをやってもらった。

フロアバレエの動きもまた同じ。

何となくやっておしまいではなく、

最も効く姿勢にこだわってもらえれば

必ず身体は変わってくるはず。