これがあれば
叶うはずない夢が叶う——
魔術師×元奴隷
まさに池さんらしい
池さんにしか描けないような世界観！
本当に独特の世界をお持ちですよね〜。
こういう池さんの世界観が好き。
メインカポーは最初に書いた魔術師×元奴隷なんだけど
もう一組、お客として
シルヴァンのお店にやってきた男性と
彼が密かに恋心を抱いている男性との2組の
お話が収録されています！！
池 玲文著コミック「魔術師シルヴァンの店」
強大な魔術を宿す言葉をマスクで封じた美貌の 魔術師――そのシルヴァンが営む店で下働きをしている心優しい元奴隷のティム。賊に襲われ 瀕死だったところを救われて以来、一途に シルヴァンを想い続けてきた。元は奴隷に すぎない俺でも、一度でいいから愛されたい―― 募った恋心に突き動かされ、美しい別人になれる 魔法薬を飲んでシルヴァンの寝所に忍んでいくが!?
ソール族は身体が大きいのに心優しい種族のため
奴隷として扱いされることが多かった。
ソール族のティムもまた奴隷として働かされていたが
山賊に襲われたところに魔術師シルヴァンに助けられた。
それ以来ずっとシルヴァンのもとで下働きをしながら
生活をしていたのだけど、
密かにシルヴァンのことを想うようになり
その気持ちを抑えられなくなったある日、
魔法薬を飲んでシルヴァンにその想いを伝えることに。
表紙を見てもわかるように
シルヴァンは不思議な格好をしている。
猿ぐつわ‥‥ではなく、金属でできたマスクのようなものをしてて
（見た目はガスマスク）
それをずーーーーっとしているの。
なんだ？あれと思っていたら
魔術師の言葉は強い力を持つからということで
このマスクのせいでティムもシルヴァンの声を
聞いた事がないんですね〜。
ティムに告白されたシルヴァンは
すんごく嬉しそうで
でもティムはこの告白は薬を飲んだから、と信じてて（実際は薬ではなかった）
なのでシルヴァンは
思わずマスクを外しその超絶美形っぷりで
更にティムをクラクラさせたあと
君が好きだからって初めてその声をきかせたのが
こんなセリフという萌え禿げるような展開。
例えティムが薬を飲んだとしてもシルヴァンほどの人が自身が作った薬で
その魔術にかかるはずもないと思われるw
もう一つのカポーはこの店にやってきた金貸し業の男。
彼の願いは「好きな男の椅子になりたい」というもの。
椅子ってのがもうHで変態極まりないwww
だけどそういう薬もあるんですな〜。
そして案の定椅子になっても
彼の体温、彼の匂い、彼の動きにアソコを反応させちゃうもんだから
座っていた彼も思わず反応ww
という池さんらしさが存分にでているいい男と変態さがマッチした
楽しい漫画でした！
シルヴァンとティムの初デートなんてシルヴァンはダー○ベ○ダーにしか見えませんw
シルヴァンのお父さん？である蜘蛛猫（頭は猫、身体は蜘蛛）が
私にはタランチュラにしか見えず、
絶対抱っこなんて出来やしない
ひ〜っっ
全然関係ないけど１話目ボールペンで描いていたの！？（あとがきに書いてあった）
ボールペンって線がこすれちゃうイメージがあるけど
今はいい性能のもあるしね。
それにしてもいつも絵が美しい。
私、池さんの描くファンタジー世界の背景がとても好きなの。
なんか本当にこの不思議な世界に入り込めるというか。
ごちゃごちゃしているのに統一されてて。
ドラクエビルダーズで作りたくなるような世界ですww
H度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
