これは俺の嫁が
可愛いという話
1巻目が刊行されたのは2年前?かな。
レビューしていたと思ったら、していませんでした
なので今回2巻目を読んだのを機に、
2冊まとめてレビューいたします。
2巻目が出ると思っていなかったので
嬉しかったりします。
どっちかっていうと私は
2巻目の方が楽しめたかも
小中大豆著「狐宝 授かりました1、2」
天涯孤独の和喜は、辛いときに優しくしてくれた先輩・千寿に恋心を抱いていた。ある日、酔った勢いで二人は一夜を共にしてしまう。それ以来体調を崩している和喜に、千寿は「おまえは俺の子供を妊娠している」と告げ、目の前で黄金色の耳と尻尾を持つ妖狐に変化した!戸惑いながらも、一緒に子供の名前を考えたり、甘~いラブラブマタニティライフを送る和喜。けれど、人間の男の妖狐出産には秘密があって―!?
天涯孤独の和喜は妖狐の千寿と結ばれ可愛い三つ子を授かった。育児は大変だけれど手がかかるのさえ幸せな毎日。そんな時一族の長である千寿の父が現れる。人間嫌いな父親は和喜を娶った千寿に怒り罰として千寿の記憶を消し妖狐だということも忘れさせてしまった!自分をただの人間だと思い込んでいる千寿ともう一度最初から恋をやり直すことを決めた和喜。まずは「とおさま!」と甘える狐耳の子供達がコスプレじゃないと理解してもらうところから始めて―!?
1巻目と2巻目では絵師さんが変わっているので
こうして並べると全然雰囲気が違いますよね。
でもどちらも良かったと思います。
出産ものと知るとつい手が伸びてしまう!
大学で具合が悪くなってしまった和喜を助けてくれた先輩の千寿。
以来密かに彼のことを思う和喜がいじらしい。
モテモテの千寿は和喜の視線に気付いていてHなこともするように。
でも千寿は人に言えない秘密が〜って感じで話が進み、
千寿の妖弧としての力で男なのに妊娠してしまう和喜。
私的にはもっと早くに子供を産んで
二人の子育てをもっともっと堪能したかったかな〜。
もちろんそこに行き着くまでの
二人の気持ちの盛り上がりとかも必要なんだけどさ。
出産ものはやっぱり子育ても醍醐味なんですよね。
割とシリアスな展開になったりもするのでハラハラもします。
って風に書いていた1巻目のレビュー。
すると2巻目は既に子供がいる状態なので
待望の子育てシーンが満載!!
でも、私、結構読んだのが空いていたせいで
1巻目のことをあまり記憶になかったんだよね
でも読んでいくうちに思い出しました。
千寿も最初こそ戸惑っていたけれど、
魂の奥深くにある愛情は決して消えることはなかったんだってことで。
それにしても全然歳を取らない妖弧たち。
おじいちゃんの百王丸や父親の五百紀はすんごく若くてイケオジなのだw
それにしても指輪に宿した妖力で千寿の姿を見た和喜の
悲痛というか、あの叫びはそばに本人がいるのに、
切なかったよ。
記憶がなくても千寿は千寿だけど、自分が愛した千寿はやっぱりあの千寿なのだ。
その姿に記憶のない千寿もぐっときていたけど。。。
第3弾もあったら絶対読みたいな〜。
H度
ストーリー度