色褪せない
初めての感動・・！
初読み作家さんです！
本屋さんで表紙の美しさ＆美味しそうに惹かれ
私の食いしん坊アンテナがピピピっときてしまい、
買ってしまいました。
でも、買って良かったーーー！
絵柄も表紙と同じく中の絵も変わらず美しい！
美味しいものを作れる人って
それだけで尊敬しちゃうよね。
しかもそれがイケメンだったら
まさに胃袋から惚れちゃうよね！！
まさに
美味しいって正義！
そんなお話。
芹澤 知著コミック「グレープフルーツムーン」
地元の小さな洋菓子店「Fujimura」で、アルバイトをすることになった、 スイーツ大好きな大学生・香月。 超不器用で失敗ばかりの香月に、 パティシエ・洋一郎は、容赦がなくて何だか意地悪。 でも実は面倒見が良くて、何より、 その指先から生み出されるケーキは、とても美しかった。 しかし彼がある理由で某有名ホテルを辞め、 パティシエとしての情熱を失いかけていると知り……。 夢に輝く19歳が、夢を見失った31歳を、その“きらめき”で変えていく――。
絵柄が綺麗っていうのは
表紙だけだった‥‥っていうのが結構あるんだけど、
これはちゃんと中の絵も美しくケーキも美味しそうだった！
画力のある作家さんなんだろうなっていうのがわかります
タイトルにもなっている表紙に描かれたグレープフルーツのケーキが
めっちゃ美味しそうだったｗｗ
主人公香月に負けず劣らず食いしん坊の私も
不器用なので自分でケーキ作りは出来ないけれど、
食べるのは大好きだｗ
大学生の香月はめちゃくちゃケーキが好きで、
小さいころから通っているいつものお店があるんだけど、
そこに見慣れぬ新しいパティシエが！
でも彼の作るケーキがこれまで通りのケーキどおり美味しくて感動！
するとこのケーキ屋でバイトしないかとスカウトされちゃった！
パティシエの洋一郎はちょっと意地悪だけど腕は確か。
でも厳しさの中にも優しさがあって
香月はそんな洋一郎の人柄にも惹かれていくのだ。
そんな時に香月の憧れのパティシエと洋一郎が仲良しだと知って
紹介してもらった香月は浮き足立つ。
だけど、そんな彼が洋一郎を引き抜きに。
一瞬で心穏やかじゃなくなる香月は、
自分に何が出来るのか、色々と考えて‥‥
話自体は何か目新しいっていう感じではないけれど
丁寧な作りと躍動感あるキャラの魅力に満足！
夢を見失い中の天才パティシエ×猪突猛進年下わんこバイト
というカップリングと帯に書いてあるけど、
確かに洋一郎は自分がケーキ作りをするきっかけとなった兄の結婚があって、
その兄の結婚式のケーキを作り終えたところで
何かがぷっつり切れてしまったんだよね。
燃えつき症候群ともまた違うんだろうけど、
一つの喪失感的なもの。
洋一郎は自覚なかっただけで、
お兄さんのこと（血のつながりナシ）を好きだったんだろうね
だからこそ、キラッキラの19歳が眩しく映ったといのもあるよね。
本当にケーキが好きで、
幸せそうな顔して食べているを見たら、
ケーキを作る側からしたら、これ以上ない喜びだと思う。
ちょっとしたすれ違いがあるものの、
それは山場的なお約束。
Ｈはないのでキスどまり。
攻めは31歳だけど相手は19歳だしね。
これからの二人っていう感じなので、
キッチンカーでいちゃらぶしてる
今後の二人も是非読んでみたい！！
そう、最終的にはお店のアピールのアイディアや経営を考えている香月が
キッチンカーを洋一郎と二人でやりたいという夢を持ち、
洋一郎もそれに乗っかる。
まだ学生だから香月が卒業してからになるけど、
そんな二人を是非読んでみたいですね！
描き下ろしも良かったー！「甘い糸」
幼い香月が高校生の洋一郎のパティシエの道を
後押しするようになっています！
いいね、こういう出会い
Ｈ度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
