私に愛を恵んでは
くれないか?
黒豹の頭を持つ王様×露店商の青年
私は確実にこの作品で
太りました!!
‥‥っていうか、ね。
マーマレードがまじ美味しそうで
これを読んでから毎日のように
マーマレードを食べているんですよww
そりゃ太るわけだ。
でもね、それだけ作中に出てくるマーマレードが
美味しそうってことなんですよ。
私すぐ感化されちゃうからなぁ。
小説とか読んでると美味しそうなものに
手が出ちゃうんだな〜。
葵居 ゆゆ著「黒豹王の寵愛マーマレード」
養父に売春させられそうになったリノを助けてくれたのは、偶然街案内をしてあげた黒豹頭のマウリシオ。彼の正体はなんと王で「きみを好きになったんだ」と後宮にとどまってほしいとリノに求婚してきた。戸惑うリノだが、二百日の約束でマウリシオとともに過ごすことに。日々真摯に愛をささやくマウリシオに頑なだったリノの心は次第に解けていくが…。甘くとろける溺愛ラブ。
路上で物売りをしていたリノは、
黒豹の獣人であるマウリシオと知り合う。
リノの作るマーマレードを気に入ったマウリシオは、
そのマーマレードを全部購入し、
さらに驚くほどの大金をマーマレード代として支払うのだ。
そんなことがきっかけでリノに町案内を頼んだマウリシオ。
マーマレードに破格の金額を支払うあたり、
全然金銭感覚のないお坊ちゃまなんだろうな‥という想像はつく。
最初はリオもラッキーと思ったけれど、
そんなマウリシオが心配になっちゃうあたり良い子なんだよね。
リオは総じて明るい。
でもリノの環境は決して楽なものじゃなく、
むしろ継父に暴力を受けたり、
文字通り売られそうになったりと結構辛いものがある。
母は亡くなり本当の父はだれなのかはわからない。
唯一の手がかりは父からの手紙。
父がいると思われる街に行くことがリオの望みなのだ。
このマーマレードがきっかけでマウリシオとリオは急速に親しくなり、
なんと王様であったマウリシオから求愛を受けてしまう。
でもマーマレードが一つのきっかけでとっても甘い展開に。
でも薄幸な子には攻めがとことん甘いというセオリー通りなのは◎。
もちろん後宮に入っても
嫌がらせされたり、命を狙われたり、
一連のパターンはあるけれどもww
お約束っちゃあお約束ですよね、こういうお話には。
唯一残念だったのは本当のお父さんと会えなかったということ。
会えなかった‥というのは、もう亡くなっていたからなんだけど、
せめて一目会わせてあげたかった。
だけど、それ以上の幸せが今あるからいいのかな。
これってオメガバースではないんだけど、
黒豹頭には特別な力があってその力でもって
相手が男でも妊娠させてしまうことが出来ちゃうのだw
ってことで、お楽しみはやっぱり子供でしょう!!
最後にちらっと双子ちゃんを生んで
家族と幸せに暮らしているのが出ていたんだけど、
こういうシチュが好きな私にとっては、
もっとページがあっても良かったですw
ということで、
皆さんもマーマレードの食べすぎに注意しながら
読んでくださいね。
H度
ストーリー度