ダムラーカポーです!!!
ダムラー……ダム好きな人。
世の中にはいろんな趣味の人がいるわけでして、
私も最初テレビで聞いた時は、「え?ダムで何するの?」と思ってしまいました・・ww
あまり女子ではいないですかね?私の周りにもとりあえずダムラーはおりません。
が、確実にダム愛好者はいるわけで、そんなダムに魅せられた男×男の話……に留まるのかと思いきや、
依田さんって時折、ブラックなネタを所々散りばめたりする方でして、
今回も話の展開の中で、誰のかわからないけど、暗い過去がフラッシュバックするんですね。
もちろん、最後は誰の過去かわかるんだけど、
これが本筋とどう関係するの?とちと混乱する時があるんですよ(;^_^A
(過去、作中のキャラの暗い過去が出てきても全く本筋と関係なかったこととかもあるんで)
主人公カポーはほのぼのとしているんだけど、
この暗い過去を背負ったところだけがやけにダークでして、
逆にそのギャップに戸惑いを覚え、いったい誰の話を読んでいるのか混乱してくる。
でも最後まで読むと・・・なるほどね!と思えてくるから不思議だ。
依田さんってギャグとダークでシリアスな部分をいつも同時進行に取り入れてしまうけれど、
これ反対に本当に真っ二つに分けたらどうなるのかな?シリアス漫画はきっと立ちなおれないくらいにどっぷり暗くなりそうだ。だからほのぼの漫画にくっつけているのか?
それともどんなにほのぼのしていても、どんな人間にもダークな部分はあるんだよ、と敢えて提起しているのか?
依田 沙江美著コミック「AMETORA」
寅と雨音は大学院のゼミ仲間。
しかも分散コンピューティングで素数を探すプロジェクトっつーわけわかんないものに参加したのをきっかけに親しくなった二人。
雨音はともかく、寅は根っからのオタク!!!!!!
ダムも大好きだが、素数も大好き!!!
ゴメン私には素数の良さがイマイチわからないのだが、
寅にとっては
「あなたは素数だ」
と言われるのは極上の褒め言葉らしい!!!
だってそれまで雨音と寅は喧嘩をしていたのよね。つか、雨音が一方的に怒っていただけなんだけど。
寅はどんなことがあっても怒らなさそう・・・。
仲直りの言葉がこれだったんですよ。
私は????????ですよwww
またそれを言われた寅が返した言葉が
「ち、ちなみに何番目の?」
「173番めです」
「173・・・・」
「40番目のソフィ・ジェルマン素数」
「72番目の双子素数」
「53番目の回文素数」
「1031」
「俺も自分の誕生日は気に入っている」
そして燃え上がる二人!!!
全然わけわからんち!!!!
どーしてここで燃え上がれるのか、素数オタクめ!!ww
まーこういう二人だから息が合っているとでもいうのでしょうが。
プロジェクトで意気投合し、おまけに雨音だけに感じる寅の体臭がまるでフレグランスのように香しいらしいのだwww
そして寅の大好きなダム見学に叔父の別荘があるから、と誘う雨音。
しかし寅は雨音の本心が見抜けず、同級生も誘っちゃう。だもんで雨音、怒り爆発!
当然、寅は何で怒られたのかさっぱりわからないww
というのが最初の雨音の怒りの発端だったわけ。
この時はまだ恋人同士ではないのね。でも互いに好意を持っているという予感があったから雨音からしかけたのに、この仕打ち!ってわけだww
寅も外部の大学からやってきた雨音のことは優秀でしかも美形という認識はあったんだけどさ。
雨音は結構遊んでいたっぽい。
だからこそ、こういう寅のピュアで大らかなところ(あまりにも大らかで怒りを買うのだが)に惹かれたんだろうね。
何せ、学会で発表する時も靴が片方革靴で片方スニーカーでも気にしないような寅ですからww
結局、寅は一人でダム見学へ、雨音は大学の友達と4人で同じダムへ。
そこでバッタリ会って?一緒に雨音の叔父の別荘へ行くこととなるわけだが、
ここで雨音が寅に
「この中には自分の元彼がいる」
なんて爆弾発言しちゃうんだな。
すると寅はもうそれが誰なのか気になって気になって、他の3人の男を観察するのだが・・・・
そして冒頭で書いたように、誰かの暗い過去がフラッシュバックする。
どうやらその雨音の元彼のもののようなんだけど、
この三人の中の誰かはちっともわからない。誰ともキャラが被らないので。
(もちろんこの三人の中に本当に元カレはいるんだけどね)
一見皆普通そうなんだよ。(丸坊主が一人いるけどさ)
でも心の中に確実に病気を抱えている病んでる人がいるんだよ。
だけど、見た目じゃわからない。それがまたちょっとサイコホラー的に恐ろしかったりもする。
とにかく雨音の元カレ発言は寅のようなダムと素数にしか興味のなかった男に
雨音のことを気になって仕方なくさせてしまったようなのだ。
雨音の作戦勝ちってところなのか。
寅と雨音が初Hした時の初々しい寅の反応に(攻めだけど寅は初♡体♡験なの)
つい雨音も
「お揃いなんですね。良かった」
などと小鳥ちゃんの如く可愛く答えてしまったのだ!www
(元彼がいたって知っているはずなのに寅は雨音の言葉を鵜呑みにするww)
雨音が寅の前だとすんごくカワイくなっちゃうので
読んでいてニヤってしまうな~。(でも回りは結構いい迷惑)
そして描き下ろしの口絵の解説漫画のように
ちょっち雨音に意地悪したくなる皆の気持ちもわかりますwww
それにしてもあの元彼がその後どうなったのかはわかりません。
心の病気を抱えたまま、また日常生活に戻っていったのでしょうかね?
依田さんってそういうことを振っておきながら何も描かれない方なので、
いつまでも読んだあとどこかにひっかかったままになってしまいます。
それが狙いなのでしょうか?
シリアスと笑いとほのぼのが同居した変わった漫画ですけど、
やっぱりこういうのは依田さんにしか描けそうもないな・・と思わせてくれます。
H度(オタクを虜にさせた魔性の雨音ww)
ストーリー度
参加しています。よろしくね
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ダムラー……ダム好きな人。
世の中にはいろんな趣味の人がいるわけでして、
私も最初テレビで聞いた時は、「え?ダムで何するの?」と思ってしまいました・・ww
あまり女子ではいないですかね?私の周りにもとりあえずダムラーはおりません。
が、確実にダム愛好者はいるわけで、そんなダムに魅せられた男×男の話……に留まるのかと思いきや、
依田さんって時折、ブラックなネタを所々散りばめたりする方でして、
今回も話の展開の中で、誰のかわからないけど、暗い過去がフラッシュバックするんですね。
もちろん、最後は誰の過去かわかるんだけど、
これが本筋とどう関係するの?とちと混乱する時があるんですよ(;^_^A
(過去、作中のキャラの暗い過去が出てきても全く本筋と関係なかったこととかもあるんで)
主人公カポーはほのぼのとしているんだけど、
この暗い過去を背負ったところだけがやけにダークでして、
逆にそのギャップに戸惑いを覚え、いったい誰の話を読んでいるのか混乱してくる。
でも最後まで読むと・・・なるほどね!と思えてくるから不思議だ。
依田さんってギャグとダークでシリアスな部分をいつも同時進行に取り入れてしまうけれど、
これ反対に本当に真っ二つに分けたらどうなるのかな?シリアス漫画はきっと立ちなおれないくらいにどっぷり暗くなりそうだ。だからほのぼの漫画にくっつけているのか?
それともどんなにほのぼのしていても、どんな人間にもダークな部分はあるんだよ、と敢えて提起しているのか?
依田 沙江美著コミック「AMETORA」
- AMETORA―雨寅― (ディアプラスコミックス)/新書館
- ¥600 Amazon.co.jp
寅と雨音は大学院のゼミ仲間。
しかも分散コンピューティングで素数を探すプロジェクトっつーわけわかんないものに参加したのをきっかけに親しくなった二人。
雨音はともかく、寅は根っからのオタク!!!!!!
ダムも大好きだが、素数も大好き!!!
ゴメン私には素数の良さがイマイチわからないのだが、
寅にとっては
「あなたは素数だ」
と言われるのは極上の褒め言葉らしい!!!
だってそれまで雨音と寅は喧嘩をしていたのよね。つか、雨音が一方的に怒っていただけなんだけど。
寅はどんなことがあっても怒らなさそう・・・。
仲直りの言葉がこれだったんですよ。
私は????????ですよwww
またそれを言われた寅が返した言葉が
「ち、ちなみに何番目の?」
「173番めです」
「173・・・・」
「40番目のソフィ・ジェルマン素数」
「72番目の双子素数」
「53番目の回文素数」
「1031」
「俺も自分の誕生日は気に入っている」
そして燃え上がる二人!!!
全然わけわからんち!!!!
どーしてここで燃え上がれるのか、素数オタクめ!!ww
まーこういう二人だから息が合っているとでもいうのでしょうが。
プロジェクトで意気投合し、おまけに雨音だけに感じる寅の体臭がまるでフレグランスのように香しいらしいのだwww
そして寅の大好きなダム見学に叔父の別荘があるから、と誘う雨音。
しかし寅は雨音の本心が見抜けず、同級生も誘っちゃう。だもんで雨音、怒り爆発!
当然、寅は何で怒られたのかさっぱりわからないww
というのが最初の雨音の怒りの発端だったわけ。
この時はまだ恋人同士ではないのね。でも互いに好意を持っているという予感があったから雨音からしかけたのに、この仕打ち!ってわけだww
寅も外部の大学からやってきた雨音のことは優秀でしかも美形という認識はあったんだけどさ。
雨音は結構遊んでいたっぽい。
だからこそ、こういう寅のピュアで大らかなところ(あまりにも大らかで怒りを買うのだが)に惹かれたんだろうね。
何せ、学会で発表する時も靴が片方革靴で片方スニーカーでも気にしないような寅ですからww
結局、寅は一人でダム見学へ、雨音は大学の友達と4人で同じダムへ。
そこでバッタリ会って?一緒に雨音の叔父の別荘へ行くこととなるわけだが、
ここで雨音が寅に
「この中には自分の元彼がいる」
なんて爆弾発言しちゃうんだな。
すると寅はもうそれが誰なのか気になって気になって、他の3人の男を観察するのだが・・・・
そして冒頭で書いたように、誰かの暗い過去がフラッシュバックする。
どうやらその雨音の元彼のもののようなんだけど、
この三人の中の誰かはちっともわからない。誰ともキャラが被らないので。
(もちろんこの三人の中に本当に元カレはいるんだけどね)
一見皆普通そうなんだよ。(丸坊主が一人いるけどさ)
でも心の中に確実に病気を抱えている病んでる人がいるんだよ。
だけど、見た目じゃわからない。それがまたちょっとサイコホラー的に恐ろしかったりもする。
とにかく雨音の元カレ発言は寅のようなダムと素数にしか興味のなかった男に
雨音のことを気になって仕方なくさせてしまったようなのだ。
雨音の作戦勝ちってところなのか。
寅と雨音が初Hした時の初々しい寅の反応に(攻めだけど寅は初♡体♡験なの)
つい雨音も
「お揃いなんですね。良かった」
などと小鳥ちゃんの如く可愛く答えてしまったのだ!www
(元彼がいたって知っているはずなのに寅は雨音の言葉を鵜呑みにするww)
雨音が寅の前だとすんごくカワイくなっちゃうので
読んでいてニヤってしまうな~。(でも回りは結構いい迷惑)
そして描き下ろしの口絵の解説漫画のように
ちょっち雨音に意地悪したくなる皆の気持ちもわかりますwww
それにしてもあの元彼がその後どうなったのかはわかりません。
心の病気を抱えたまま、また日常生活に戻っていったのでしょうかね?
依田さんってそういうことを振っておきながら何も描かれない方なので、
いつまでも読んだあとどこかにひっかかったままになってしまいます。
それが狙いなのでしょうか?
シリアスと笑いとほのぼのが同居した変わった漫画ですけど、
やっぱりこういうのは依田さんにしか描けそうもないな・・と思わせてくれます。
H度(オタクを虜にさせた魔性の雨音ww)
ストーリー度
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