夜光作品は独特の世界観があります!!

ミステリー仕立てなのでミステリー好きの私にはたまらなく好きな作風なんですよ!
そしてそれがまた
夜光さんの文章にも合っている感じがする。

今回はある秘密から
突然恋人の前から行方をくらました直樹。
しかし4年後別れた恋人と再会してしまうところから
物語は始まる・・・・

夜光花著「月を抱いた」
月を抱いた (竹書房ラヴァーズ文庫)/夜光花
¥600
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恋人だった了のもとから逃げ出して四年—。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯 してしまった罪を了にだけは 知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていな い了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。


直樹が頑なに保守してきた秘密とは何か・・・
それが原因で了に対し負い目を持ち
行方をくらますことになった。

何だろう・・?ってずっと読みながら
あれこれ想像してましたが
想像は半分当たってた・・というところか。

でもずっと読み手をはらはらさせ
ページをめくる手もどんどん早くなるほど
物語に惹きつけられました!

だけどねー、
またちょっとツッコミ入れさせてもらうと
7歳の幼い女の子が一人であんなことできるわけがない!
だったら親はすぐに他に誰かいたかとか
別に犯 人はもしかしたらいるのかも・・とか思わなかったのかー。

それに直樹にしてもいくら1週間入院していたとは言え
10年も同じ町に住んでいたら
あのあとどうなったかくらいはわかるんじゃないかと・・・・

ま、ミステリー小説というカテゴリじゃないしね~。
ただ直樹の追いつめられ感や
見た目は綺麗な子なのかも知れないけど
消極的で性格上あまり魅力を感じなかった直樹が
彼の秘密を知っていくと
その性格も納得できた、という感じかな。

まだまだ他の夜光作品も読みたくなります!

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