まさに

「恩を仇で返す」とはこのことだ!!



ひょー!!
嫌な攻めはこれまでにも結構読んだが(主に木原さんで)
しかしこの攻めもヒドイ!
私のBL史上最もかかわり合いたくないタイプの攻めといってもいい!
(現実に自分がこんな目に遭ったら耐えられん)


勝手に惚れられて
好き勝手に受けちゃんがあれこれされちゃうのはアラブもので耐性がすっかりできていたはずなのに
この攻めはそのアラブものにも引けを取らないほどの勝手し放題だ!

でもさ、思えば水原作品は常にこんな攻めだよね。特に893ともなれば。。。
久しぶりにバイオレンスな水原作品を読んだから
忘れていたよ、こんな感覚。
水原さん自身も言ってますもんね、流血率・骨折率は業界5本の指に入るとwww
確かに私がイチオシ的に大好きな水原作品である「夏陰—Cain 」「箍冬-Cotoh- 」も
まー、バイオレンスでしたからねww

親切に人助けをしてあげたが最後
人生が狂ってしまった憐れな大学生の物語です。。。。ガーン


水原 とほる著「午前一時の純真」
午前一時の純真 (キャラ文庫)/水原 とほる
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深夜の帰り道、突然目の前に飛び込んできた血塗れの男—。内気な大学生の史也は、無視できず介抱するが、偶然男が持つ拳銃を見つけてしまう。「バラしたら殺 す」傲然と威圧するその男・鷲谷は、なんと対立組織に襲われた若き極道の組長だった!!しかも恩を仇で返すように「始末するには惜しい身体だ」と、史也 を陵 辱して!?極道の男に刻まれる痛みと快楽—ハード・セク シャルLOVE。



タイトルの「純真」という言葉にうっかり騙されそうになっちゃうけれど
受けに対してだって平手打ち、髪鷲掴みの引きずりは当たり前、
そんなもんだから自分の命を狙ってきた奴に対してなんか血も涙もないほど容赦ない。
グーパンチで顔面を殴ったあとボッコボコにして
樹海に縛りつけてくる、、、なんてことは朝飯前。
それがこの攻め鷲谷なのだ。

そんな男とも知らず、
苦しそうにしていた鷲谷を助けてしまった史也。
その人の良さにつけ込み(ほんと、つけ込んだとしか言えない)
史也のアパートの部屋へ押し入り自分で切りつけられた自分の腹を縫いはじめる鷲谷(((゜д゜;)))ヒー!
大人しくそこで帰ってくれるかと思ったら史也のベッドを占領して寝てしまった。
翌朝、史也は鷲谷のジャケットに拳銃が入っているのを見つけてしまい、
そこから鷲谷の史也への監視という名の執着が始まってしまうのだ!

人って見てはいけないものに限って見てしまうものなのよね。。。。

絶対このことは誰にも言いません!
警察にも黙っています~!!((>д<))ブルブルブル


という史也の主張はあっさり無視され、
鷲谷は「可愛い顔して生まれてきて運が良かったな」(←お前に関わった時点で運はないけどな!)
と、言われ、そのまま押し倒され後ろを掘られてしまうのだ。
でも怯えながらもちょっと感じてしまった史也。
もちろんそれを見逃さない鷲谷。
写メであられもない史也の写真を撮り
史也が買い物へ行っている隙に史也の自宅、交友関係、学校など
すべて調べてしまったのだった。

強迫ネタは揃ったわけで、
もうそうなっちゃうと史也は鷲谷のいいなりになるしかない。
それにちょっとでもはむかうと暴力を受ける。

史也には憧れの同級生男子がいるのだが、
彼に誘われて出かける時もちょっと鷲谷には言えず嘘をついたのよね。大学の用事だと。
そして帰宅して待っていたのは
鷲谷だった!!

ヒ~~~~~ッ((((((ノ゚⊿゚)ノ
帰宅して幽霊がいるよりも鷲谷がいる方が何倍も怖い!!!
助けて助けてゴメンなさーい!と謝る史也に罰をしなくちゃな、と鷲谷。

その罰とは・・・

強制Fの上、顔○はもちろん、
シャワーホースを後ろにツッコミこれまた強制エ○マ!
当然限界が近付いてくる!!
肛☆門括約筋を総動員させて我慢しまくる史也!
一人にして、せめてシャワーを上からかけて・・・
(ああ、その苦しみ、今の私にはよくわかるよ、史也君!)

が、もちろんそんな願いは却下だ!!


そして鷲谷の目前で・・・・・・・・・
もうそんなことされた日にゃあ、抗う気持ちもなくなってくる。。。。

そしてその夜は散々散々泣かされあえがされ、、、
もうこれで終りか、、と思っていたら
鷲谷はあの史也が憧れている友人を呼び出し目の前で史也を!!!!


そんな酷い目ばかり遭わせている鷲谷だが、
普段はとても優しかったりもする。
高級な服を史也のために買ってきたり、食事に連れていったり、
パソコンのソフトも史也が欲しいな、、と密かに思っていたものを買ってきてくれたり。
もっとオレに甘えろ、と言う鷲谷。

その前にお前が恐過ぎるんじゃーーーー!!!


と、言いたいだろうけど、言えない史也。
でも段々と史也のM属性が芽生えてくるんだよね。
うん。
だってMじゃなきゃ、絶対こういう男とは付き合えないよね。

散々な目に遭っているというのにわりとあっさりと史也は鷲谷への恋心を認めるのだ。
えー!?なぜに!?(@ ̄Д ̄@;)

私、思うんですが、
これって一種の自己防衛のような気がしてならない。
もちろん史也にMっ気はある。
だけど、それ以前にストックホルム症候群的な感情なのではないか、、、と。
史也にとっては死ぬほど恐い目に遭わされたわけで
もちろん自分も暴力を受けている。
だから逃げるよりも愛した方が救われる・・という自己防衛なんじゃないかと思うんですよ。

そして鷲谷。
なんでこんな人になっちゃったのか。。。
昔からそんな893な人ではなかったのよね。
大学生デビューとでも言いましょうか。
頭のいい彼ならば、何も父親の呪縛に囚われずともいいのではないか、、という気がするんだけど、
人って何がきっかけでどうなるのかってわかりませんからね。

だけど、二人がそれで幸せならばいいのか。うん。

H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月やや欠け月
バイオレンス度ドクロドクロドクロドクロ

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