巷で噂になっていた
池さんの新刊です
(といっても先月の新刊ですが)

何がどう噂になっていたかというと
7月に施行されていまう例の都条例を風刺している漫画が
載っているんですよね。。

表題作が兄弟モノということもあって
急きょ5月に発売されたらしいです。

表題作は兄弟モノ、
同時収録作品はシリアスものありホラーコメディー?ものだったり、
人外があったり、、、とバラエティに富んでおりますが、
そこはやっぱり池作品。
どれもエ口いです!

なので不思議なことに
コミックスに収録されている作品はバラエティに富んでいるものの
見事に統一感があるんですねーwww

それは多分、どの作品にも
BLというよりは「耽美」なニオイがするからなのかもしれないわー!


池 玲文著コミック「涕涙まくら」
涕涙まくら (オークラコミックス)/池 玲文
¥680
Amazon.co.jp

優等生で人気者の弟・優亜と、優しいだけが取り柄の冴えない兄・誠吾。一足先に思春期を迎えた誠吾は、可愛がっていた弟と少し距離を置こうとする。けれど、そのことをいじらしく責める弟の無防備なスキンシップに堪え切れず暴走してしまう。そんな兄の想いを受け入れた優亜は、次第に誠吾への執着を募らせて ──…。禁/断の果実が見せる、うたかたラプソディー。



「涕涙まくら」
短い話の中にBLのなかでの兄弟という萌えがギュッと詰まった一作。
優等生な兄、小悪魔な弟。
兄は弟を溺愛しているのよね。
常に優しい兄。でもベッドでは我慢できずに弟を激しく抱いてしまうのだ。

ある程度大きくなると兄への呼び方って「お兄ちゃん」から「兄さん」とか
年齢が近いと「おい」とかあと名前の呼び捨て、、、そんな風に変わっていくじゃないですか。
でも弟くんは高校生になっても
「お兄ちゃん」
って呼ぶんだよね。

私、これに弱いの。。。。。。(/ω\)

しかも小悪魔顔の弟にそんな風に呼ばれたら
絶対兄ちゃん手を出しちゃうよね!ww

次の漫画の指喰いの表紙の次のページが小さい頃の2人の1カットなんだけど、
この状況もかなり私的には萌えでしたねー!
お兄ちゃんがとにっっかく弟を溺愛しているのがわかるよね!

兄が執着しているようにみせて
本当は執着しているのが弟の方なんだっていうのがいいいよねー!!
兄弟萌えな方には是非とも読んで欲しいですね。


「指喰い、月の色人」
こちらは幼馴染萌えでしょうかww
あと、ミステリアスな雰囲気は
池さんの絵柄ととてもマッチしていて、
余計に怖さを増量させています。


最近、薬指を喰われるという事件が多発していた。
どうやら主人公の亜希生の幼馴染で恋人の峻が
関係しているっぽいのだが・・・

結局彼は何者だったんでしょう??
いやー、よくHの最中に
アレを食べられなくてよかったですねー!!ガブリ!とww

こういう終わり方は
むずむずしちゃう人も多いんじゃないですかね??
こういう話を読むと本仁戻さんの耽美作品を思い出しちゃう。
このある意味スッキリしない含みをもたせた終わらせ方ってのも
この手の作品では好きなんですよね~。


「シューカツ」
どんなに見目良い男でも
私なら‥‥‥就職お断りですwww


「宵越しルーガルー」
4Pしかないから・・・・・
Hしかしてませんww


「夏に死にゆく物語」
これが風刺漫画ですね!
雑誌掲載時のカラーページ部分の終わったところで
池さんがコミックス用に描いたコマがある。

「ここから数ページ後、君は必ずキョトンとする」

そんな事が書かれていましたけど、
確かにキョトンとしてしまいましたww
まんまとキョトンと!

今は笑って読めている部分も
あながち笑えなくなるかも・・・なんて思ってしまいましたよ。
最後から4P目のところなんてさ。
今回の条例をかなり皮肉っているなぁってww


ピリリと風刺も効いていて、
エ口はガッツリ!
そんな作品たちを是非楽しんでみては如何でしょうか。


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月

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