前回の「ロマンスの黙秘権~a miracle for you~ 」に引き続き
商業作品である「ロマンスの黙秘権1~3」の
同人誌です!!

これ、同人誌でだなんてもったいない!!
商業作品として出して欲しかったな~。

3巻の予定が4巻でも5巻でも6巻でもいいじゃないかー!

と思ってしまうくらい良い出来なんですよね。

もちろんプロの法律家の方から見たら
つつきどころはあるんだろうけど
BL作品の中で恋愛と織り交ぜ、
こっちもあっちもきちんと整理されて書かれているのに
とても好感がもてるんですよね。

それにね、再三書いてますが、
この啓のいる事務所がそういう方針だからなんだけど、
事件を請け負うといってもいつも舞い込んでくるのは
民事的なものの方が多いのね。

サスペンスドラマのような犯人探しとかあるわけじゃないのよ。

本当にどこにでも転がっていそうな案件ばかりなの。

でも、気になるのよ!!
なぜなの?どうしてなの?って。

今回は強盗傷害罪で捕まった未成年者の少年院送致をなんとか阻止すべく
准己に白羽の矢があたったんだけど・・・

肝心の少年が何も話さないのよね。。。。

そして、思わぬライバル?登場で准己がまたもや嫉妬の嵐www


元ネタの商業作品のレビューはこちらやじるしロマンスの黙秘権 1

うえだ 真由著「ロマンスの黙秘権~just trust in our love~」

BLのススメ-100801_130247.jpg

今回はその事件プラス、准紀が啓の母親にいよいよ挨拶!!

啓は父親を亡くしたあと、母親を支えてきたわけだし、
きっとこの歳の母子にしてみたらとっても仲良しなんだと思う。

啓のお見合い話があったこともきっかけとなったけど
二人で過ごしていくマンションを買ったのが
なんといってもダメ押しでしたよね。

准己はクールなんだけどいつでもこの恋愛に関しては
自分が不利だと思っているのよ。
なんていったってずっと啓に片思いをしていたわけだから
どこかしら不安なところがあるんだろうね。

新居でHした後、啓がかわいい顔して
「二人で選んだこの部屋で、二人で、ずっと仲良くやっていこうよ」

なーんて言われたら、
准己も野獣と化してしまうんだよなww

啓ってばいざこれからって時にすんごくムードのないことをさらっと言うかと思ったら
予期せぬこんなカワイイことを言っちゃうので
准己はいつもいつもそんな啓に振り回され、
野獣モードもアップダウンしたりしてるんだよねwww

あー、こういう自信満々な男が
見事に振り回されているのを読むと爽快感です!ww


今回は、その啓たちの親子にしても
以来を受けた親子にしても
「親が子を思う心」が一つのテーマですかね。

依頼をしてきた父親はエリートにありがちな
ワンマンオヤジかと思ったら、
どうやらそうでもない。
肝心の息子が何も言わないので
このままでは少年院送致も辞さないことになっていく。
親はそれを阻止したく
子供はそれでも構わないと投げやりだ。

仲の良かった親子に一体何があったのか。

本人が語らないために准己が調べを進めていくと
ある事実にあたっていくのだ。

そして親の子供を思う深い絆と
子供もまた親に愛情を持っているからこその気持ちを打ち明けられずにいたその葛藤を見て
准己も自分が啓の母親に「ソツなく」挨拶をしたことに対して
自分のやったことは間違っていたんじゃないか、と思うようになるのよね。

それに啓も、また可愛かったな~www

会っちゃダメ!と釘を刺されていた准己の以前の同僚にこっそり会ってしまい
准己とちょっと喧嘩になるんだけど
啓にしてみたら自分の知らない准己を知りたかった・・・・というカワイイ男心からだったのだww

それを知って准己は舞い上がっちゃうwww

ん?カワイイのは啓じゃなくて准己か?ww


この話は一作品毎に啓視点と准己視点が交互にくるので
二人の気持ちもとってもわかりやすいのよね。

これからも書き続けて欲しいシリーズだけど一応はお母さんに紹介してケリがついたのかな。
でも、准己のおうちへの挨拶が残ってますからね!
こっちの方が難攻不落だわ!!
是非読みたいですっっっっ!!頑張れ啓!( ´艸`)
案外気に入られてお父さんに事務所に来ないかと、スカウトされたりしてwww

ペタしてね


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