木原さんの商業誌「月に笑う」の惣一編です。
同人誌で発表されたものですね。

これに書かれていた木原さんのあとがきによると
もともとは商業誌に書こうと思っていたけど
全ボツを喰らったそうでして・・・(苦笑

惣一と秘書のように寄りそう嘉藤との話らしい。

ここで「ん?」と思った方がいらっしゃるかもしれませんね~。

そう、惣一ってーのは
バリバリの経済893でして、
本編で書かれていたのは
変態なヘテロさんwww

女性とのHでは
ペニバンで後ろを掘られていたのだよね。

でも男性と関係があるわけじゃあないのよ。
では、どうやって嘉藤と・・・・

えー、まずは本編のレビューはこちら
 やじるし
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それでは「惣一編」レビューです。

惣一は知らないところでは眠れない。
それどころか、部屋の中でも一人きりでは安心できないのだ。

今も雪で足止めをくらいビジネスホテルで一晩を過ごすことを余儀なくされているが
ホテルのフロントにもドアの前にも見張りをつけている。

以前の惣一は893らしいことは大嫌いで
こんなことはまずなかったのだが、
5年前の襲撃事件が発端だ。

5年前、惣一は命を狙われた。
その時盾になったのは山田という若い組員だった。
しかし、その山田にも裏切られ、
消してこいと言った相手の命を奪うどころか
山田自身、逃亡してしまったのだ。

そして山田の居場所をつきとめ
嘉藤が静岡まで出向くことに。

自分が側を離れたらあなたの周囲が手薄になる・・・
そう言う嘉藤を無理に静岡へ行かせたのだ。

そしてこの事件はその嘉藤がいない一瞬の出来事だった。。。。。


いやー、すごかったですね!
イタイシーンの連続はさすが木原さんでした!

惣一は自分で思う以上に敵の多い人でして
それは自分が常に相手より優秀である・・・という
優越感からきているんだろうけど
相手を平気で傷つけてもそれさえも丸きり覚えてはいない。
しかも惣一は893でいう義理・人情なんて持ち合わせていないので
相手は恨みつらみを惣一に対して持っているのよね。

今回、嘉藤がいないということで
その恨みを持つものが惣一を襲いにきたのだ。

普段の惣一は上から目線だけど
自分がやられちゃうと
とんでもなくみじめな姿で命請いをするのよね。
これがあの惣一か?と思うくらい。

襲撃しにきた数人のうちの一人がゲ/イで
俺の言うとおりにしたら逃がしてやる・・・と耳元でささやくんで
惣一はそのとーりにするんだけど・・・・

あちこちいじられなめられついにはソーニューまで・・・!

そこで惣一は自分の隠していた性癖が目覚めていくのを感じるのだ。

このへんも、うーむ、さすが木原さん、
こんなことを考えてこの惣一を設定していたのか・・・と
思ってしまったよ・・。


そしてこのあと惣一はいたぶられるだけいたぶられて
身も心もボロボロになる・・・・・
もうここんところは・・・イタイよー!!って感じ!!



ということが
あの信二が「路彦が死んじゃう~~」ってやっていた頃に
東京で起きていたんですね~!!

あれ?
どこに嘉藤との甘いドキドキな話が???

えーと・・・・
シャワーを浴びている嘉藤のそばにいてもいい?って言う
惣一が可愛かったわ・・・www

いや、これ、話が続くようでして。
だって木原さんが

「また次に」

って書いているんだもんーー!
次っていつー???

H度ドキドキドキドキドキドキ
イタイ度絆創膏絆創膏絆創膏絆創膏絆創膏
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