遊廓・花降楼シリーズも第5弾目。

今回は身請けされた色子たちのその後です。

シリーズの
第1弾→君も知らない邪恋の果てに
第2弾→愛で痴れる夜の純情
第3弾→夜の帳、儚き柔肌
第4弾→婀娜めく華、手折られる罪


やっぱり身請け後ってどんな生活なのか
気になるところじゃないですか。

今回はそんなカユイところに手が届いている
花降楼を出ていった5人の色子たちの
その後を描いたオムニバス小説。


鈴木 あみ著「華園を遠く離れて」
華園を遠く離れて 花降楼シリーズ第五弾 (白泉社花丸文庫)/鈴木 あみ
¥560
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売・春防止法が廃止され、一等赤線地区として復活した吉原の男の廓・花降楼。見世で妍を競った蕗苳、綺蝶、蜻蛉、忍、椿たち五人は、やがて切っても切れない 絆で結ばれた伴侶とともに遊里を後にした。奈落から昇りつめた彼らの、その後の暮らしとは?蜜のように甘く濃厚な愛慾の日々を描ききる、大人気・花降楼シ リーズ第五弾。


第1弾の蕗苳。身請け直後旺一郎と2人で一緒に暮していたが、蕗苳は長妻の旅館再興に向け、
そして旺一郎は闇金から足を洗い大学の医学部へ復学し現在は別々に暮していた。
旅館再開の初日、旺一郎が来てくれた。
でも、本当はお客は一人もいなくて苦しい中でのスタート。
そんな時、突然団体様がやってきて・・・・・

第3弾の忍、第4弾の椿。忍は貴晃とつつましやかに暮していた。
貴晃のために少しでも居心地のいい家を作ろうと家事に一生懸命取り組んでいた。
そんな中、忍のことを良く思わない貴晃の叔母から貴晃が見合いをすると知らされる。
ショックを受けているところに、突然現れたのが椿。
椿は893の御門と一緒になったのだが、ちょっとしたことで喧嘩(というか一方的に椿が激怒)になり
「もう、帰らない」と忍のところにやって来たのだ。

第2弾の綺蝶と蜻蛉。蜻蛉は花降楼から去った後、毎日のように綺蝶に抱かれていた。
もともと2人は花降楼でお職を競っていた。なので、過去のお客たちに焼きもちとも何とも言えない
複雑な気持ちも持ちつつ抱き合っていた。
そんな時に蜻蛉は綺蝶の親戚筋でもある東院から
「ただお姫さまみたいにしているだけで、何もしてなきゃそのうち愛想つかされるんじゃないの?」
と言われてしまい・・・・・。


いやー、5人が5人とも
すんごく「らしい」っていうか
想像つく暮らし振りでしたかねー。

もちろん皆が幸せそうで良かった、という感じだけど
私は一番エ/ロチックに感じたのは
忍のとこかねー?www

もう、あそこは完璧夫婦だね!!ww

忍はもともと自分に全然自信がなくって
どうしても自分を卑下しがち。
今回もそれが出てたけど
一番若奥様してましたねー。

Hも旦那様が求めれば
触れてくれるのが嬉しい、と
恥ずかしくても貴晃の望むことなら
照れながらも受け入れる(///∇//)

貴晃も普段は目茶目茶優しいのに
そんな忍に煽られてHの時は鬼畜モードにもスイッチが入るようでww

椿もしっかり「姐さん」してましたねー!!
組員にも溶け込んでいる。。
それにはやっぱり最初にガツングーとかましたのがよかったのかね。
ほら、本編で敵対する相手の小指を切り落とし池の鯉のエサにしてしまったという・・・・

蜻蛉といい、椿といい、
美人は本当に怒らせると怖いっていうからねwww

蕗苳のお風呂Hも良かったし
綺蝶&蜻蛉の白無垢Hもエ/ロかったしねw

また、こういうその後をやって欲しいな~。

そしてしつこいようだが
やっぱり椿の極妻シリーズ
読んでみたいニコニコ

H度ドキドキドキドキドキドキ
ペタしてね

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