「たとえこの恋が罪であっても」 の続編です!

前作が涙・涙だったので続編もとっても楽しみにしてました!
主人公の瑞樹は私の大好きな健気受け。

今回は前回パブリックスクール内と家庭内でいじめにいじめられた瑞樹が、休暇中に義兄であるアルフレッドと恋仲となり、
その休暇明けから物語が始まる。

さてさていじめはどうなったんでしょうか。
瑞樹の健気受けは健在でしょうか~!?

いとう 由貴著「たとえ禁じられた恋であっても」

たとえ禁じられた恋であっても (SHYノベルス137)/いとう 由貴
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「どうか ぼくを 嫌わないで」
パブリックスクールの生徒である瑞樹には秘密の恋人がいる。全生徒の憧憬の的であり、義理の兄でもあるアルフレッドだ。生まれて初めて手に入れた大切な人・・・ずっと孤独に生きてきた瑞樹にとって、アルフレッドはかけがいのない存在であり、二度と失うことの出来ない存在となっていた。
そんなとき、瑞樹の前にアルフレッドを慕う少年エリクが現れ、彼の罠にはまってしまい!?



今回は相思相愛となった瑞樹が
どんな風に変わっていくのか楽しみだったけど
もう、最初はイライラしてしまいましたよ!

瑞樹は小さい頃から療養所に入れられ
母親から捨てられた存在だった。
おまけに父に引き取られた後も
父や兄達からも辛く当たられていた。

学校ではいじめの格好の的になり、
最初は負けずに頑張っていた瑞樹だったけど
ひそかに想いを寄せていた義兄のアルフレッドに
誤解から蔑みを受け、
一時は死のうと決意もしたのだった。

で、今回は何をイライラしたかというと、
対人慣れや仲間慣れしてない瑞樹を心配して
何かあったら一人で抱え込まないで相談して、
とアルフレッドが言っているのに
自分で何とかしようと、頑張り過ぎちゃうところだった!

だって恋人が何かに悩んでいるのに
話してもらえないって辛いよね。

おまけに瑞樹はちょっと前まで療養所にいたんたから、
ただでさえ人との付き合いで戸惑う事もある。

もう、アルフレッドに全部話しちゃえよー!!
と何度思ったことか!!

エリクに意地悪され、お前達の関係をばらされたくなければアルフレッドと別れるように、
と言われた瑞樹。

でもそれには絶対どんなことがあっても
首を縦に振ることがなかった。

だって、アルフレッドは長い間一人ぼっちだった瑞樹の
かけがえのない人だから。
そう、だから瑞樹はアルフレッドには自分の醜い感情を見せて嫌われたくなくて、
エリクに何をされてもアルフレッドに言う事はなかったんだよね~!

でもアルフレッドはちゃんとわかってくれた。
嫉妬や猜疑心や怒りの感情は誰にでもあるものだから、
それを見せてもいいのだ、と。

人は確かに急には変われない。
ましてや不遇な境遇にいたら尚更、今ある幸せを失いたくない、
と強く願わずにはいられない。

そんな瑞樹の気持ちが伝わってきて、

イライラしてごめんね~、
と、瑞樹に謝りつつ?
ああ、やっぱり健気受けはいい!
と再認識www

瑞樹がラストの方でアルフレッドに文句を言うシーンは
可愛すぎて萌えましたww

さて、お次は瑞樹のもう一人の兄である
(こちらは母違いの血の繋がった兄)
エドワードの話を読まなくっちゃ!


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