こんにちはニコニコ
長文です。



大学病院の耳鼻科へ行ってきました病院

何枚もある問診票に記入し、自分で書いて来た症状のメモも付けて提出しましたメモ

今までかかってきたお医者さんには、手応えのない診察で返されて、終わりもやもやビックリマークの繰り返しでした。

これ以上診察代も無駄にしたくないし、何より自分の体をきちんと診察して欲しいビックリマークという思いで今回は臨みました。


聴力検査と、1分間目を閉じて立って、ふらつきがないかを確認する検査をしました。



そしてついに診察室へ

上の検査結果は全て正常とのことでした。

そして
ここでした検査が信じられなかった!!


私は普段頭を揺らさないように静か〜に移動して過ごしています。
この日病院まで来るのも慎重に来ました。
シャンプーをする時も、頭を下げずに真っ直ぐ前を向いたまま洗ってるんです。以前シャンプー中に目眩が起こったからです。振り返る時もスローに頭を動かします。

ですが先生は
『目の動きを見るから、椅子を回したり素早く椅子を倒したりしてみますね』

わざと軽く目眩を起こして目の動きを見るそうです。

私は『え!ありえない。目眩が怖くて避けてきた動作なのにガーン
と心の中で叫びました。


その後私の顔を両手で挟んで高速で強く左右に振ることを繰り返しました。

ありえないことするじゃ〜んアセアセ

めっちゃ怖かったけど、目眩は起こりませんでした。


検査と私の問診票を読んだ上で先生は、
こんな診断をしてくれました。



今まで安静に過ごしてきたからこそ起こってる目眩です。
紛れ込んだ耳石を元の位置に戻すには、これからもっと、頭を振ったり動かしたりして下さい。
そこを鍛える体操をこれからしていきましょう。

『毎日1日に3回、2分間頭を揺さぶる』という体操を宿題に出されました。

なんという恐ろしい宿題…。


私が問診票に書いた『目眩が起こった時に飲む特効薬的なのが欲しい』
という要望は全無視でした笑い泣き

薬は必要ないらしく、一切処方されませんでした。
出されたのは
“怖い体操” の宿題のみ!


そもそも薬を飲んで治すだなんて、楽をして治そうとしていた私の怠け心がいけなかったのですね。


『長い年月をかけてこうなってるのだから、長い目で治して行きましょう。それとちょっとうつ症状も入ってますね。
心療内科の薬もすぐ出せるけど、改善にはならないから。まずはこの体操からやってみましょう』
と言われました。


確かに目眩が始まったのは15年程前なので、すぐに治るわけがないとは思ってます。
そして私は、だいたい一人で背負ってきて、家でも専業主婦だし、と思って遠慮し文句を言わず黙って過ごしてきました。
(もちろん働きながら一人で子育てをしている人からすれば、甘えたことを言ってます。私の不器用さと性格の問題だと思います)
もう旦那さんに遠慮しないでおこうと決心しました。

長年かけて一人で勝手に苦しんでいたように思います。きっと旦那さんのせいではないけど、養ってもらってるからといって何でも遠慮するのは違う。私の自由を奪われるのも違う。少なくともそういう圧は感じていたと思うし。
息抜きに子供と外食した時も、怒られて以来しなくなったよね。
専業主婦の息抜きって、近所の外食くらいでも満足なんですよ。(私の場合は)

過去に一度だけ『3食昼寝付き』と言われたことも。


子育て中は、息抜きも相談も何も出来ずやってきて、その間にも目眩が何度も起こっていたけど、子供は待ってくれないから無理に起き上がってやってきました。

何で助けてもらえなかったの私…
今になって思います。
具合が悪い時でも
子育ては女の仕事?



だから、もう遅いけど
今からは“自分”を大切にしよう。
誰にも制限されず、
自分のしたいことを
やっていこうと決めました。

いくら専業主婦でも、人の自由を制限されるのは違う。と今になって気付いたから。


まずは、動ける体にならないと、それも叶いませんが。




次回診察日までこの体操をして、そしてまた“椅子を回す”というこの過酷な検査を再度されるんだろうな〜笑い泣き。ヤメテェ〜あせる


目眩専門で年配のベテランっぽい男性の先生でした。
診察はテキパキとしていたけど、わりと良さそうな先生だと感じたので、ちょっと信頼して頑張ってみようと思えました。

見捨てられなくて良かった…
私の症状を聞いてくれる人が居るということに安心を感じました。
1番身近な家族に聞いてもらえない孤独をずっと抱えていたので…。
先生が私を救おうとしてくれている…
それだけで嬉しかったのです。

次回診察日も設定してくれたし、最後まで見届けてくれそうな気がしました。
今までとは違って。



私にとって、課された宿題は過酷なんだけど、でも『ちゃんと診てくれる先生が居て、私は1人ぼっちじゃないんだ』と思えたことが良かったのか、
耳鼻科病院に行ってから、気持ちが前向きになれています。


気持ちって大きいですね。
言葉って大事だな。
優しくしてもらうだけで
こんなに



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クローバー長々と読んで下さった方はありがとうございました。
甘えてると思われた方、ごめんなさい。これが私の力量です。