こんにちは。First Livingの堀川です。
今日は昨年末に行った、江戸東京たてもの園で感じた事を書かせて頂きます。
まず、江戸東京たてもの園とは何?という事なのですが
ホームページには屋外型博物館と書かれています。
小金井公園の中に7ヘクタールの土地を使って30個の建築物を展示しています。
建築は住宅を中心に店舗や銭湯まであり、江戸時代から昭和初期の物までが展示されています。
実物を移設した物が多く高橋是清邸なる物もありました。
詳しくはWEBをどうぞ。
http://tatemonoen.jp/index.html
江戸時代の農家に入ると囲炉裏には火が入っており
ボランティアのガイドさんが建物の解説をしてくれました。
お茶までを出して頂き、ゆっくりとした時間の流れを感じつつ
ほのぼのとした雰囲気を感じました。
※写真は弊社の広報マン熊原です。
そこで、箱膳という道具を見せて頂きました。
食器を収納する箱で、食事の際にはお膳として使用します。
こんな感じです↓
ガイドさんはこんな事を教えてくれました。
「昔の日本人は据え置き型の家具は置かなかった。」と
テーブルはちゃぶ台でした。
椅子やソファは座布団でした。
ベッドは布団でした。
昔の物は全て収納できた。
つまり部屋の用途を限定せずに暮らすことが出来た。
畳敷きの1つの部屋が居間にも客間にも寝室にもなるのだと・・・
そう言われてみると確かにそうなんです。
空間をフレキシブルに利用した生活だった訳です。
そんな工夫を聞くとこの箱膳が非常に機能美を備えた高貴な物に見えてきました。
これをつかって本当に食事したら面白いな・・・
子供は喜ぶだろうな・・・花見とかいいな・・・月見もいいな・・・etc
現代の生活に上手に取り込めないかな?などと真剣に考えてしまいました。
また、縁側の素晴らしも体感して来ました。
12月中旬なのに南に面した縁側はポッカポカでした。
上着を脱いだ状態でゆっくりと20分近くガイドさん達と談笑させて頂きました。
縁側の様子です↑
私達は古き好き日本人の暮らしを学びに行ったのですが
プライベートで遊びに行っても半日以上充分に楽しめると思います。
昭和の銭湯や酒屋さんなんかも見応え充分ですよ。
ぜひ、皆さんも行ってみて下さい。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
First Living