H:先生・・・、ということはですね?
H社長がおもむろに口を開きました。
K:何でしょうか?
問い返しながら、私にはH社長の次の言葉が予想できました。
H:会社の数をもっと増やせば、もっと節税になるんですか?
予想どおりの質問でした。(笑)
K:先ほどの税率を合計すると、利益400万円までが約26%、
800万円までが約28%、それ以上が約45%です。
H:ずいぶん急激に変わるんですね。
K:はい。1社で2000万円の利益がある場合と、それを5社で
分けた場合とでは300万円近く税額が変わってきます。
H:それは大きいですね。もっと会社を増やそうかな・・・
K:社長、それはちょっとお待ちください。
H:はい・・・?
K:会社を分けると様々なコストも増大します。節税はあくまでも
二次的なものと考えてください。
H:そうですね。まずは事業を良くすることを考えましょう。
「節税」が一番の目的になると、事業自体がおかしくなることも。
事業がしっかり成り立った上で、適正な節税を考えましょう。
