その日、私は事務所で顧問先の会計データを確認していました。
K:ん・・・?
L社の会計データを見ている時に、私の目が止まりました。
K:M君、ちょっと来てごらん。
私はL社の担当者を呼びました。
M:はい・・・
K:L社の現金出納帳なんだけど、これは何かな?
私は現金出納帳の月末の部分を指さしました。
そこにはこう入力してありました。「社員食事代 30,000円」
M:ああ、それですか。
社長が月末に社員を連れて食事に行っているんです。
K:ふ~ん、そうなの。毎月行ってるのかな?
M:はい、そう聞いています。
M君は「別に問題は無い」といった表情で答えました。
K:もう一度聞くけど、毎月月末に社員と食事に行ってるんだね?
M:はい、そう伺ってます。
M君はやはり「何も問題はないでしょう?」といった表情です。
「まずい!」と私の第六感が騒ぎはじめました。
---続く---
