突然の税務調査!(続) | 同業他社に差をつけよう!

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税理士にして起業コンサルタントのKが、あなたの新規開業や

経営に役立つ情報を、実際の事例を紹介しながら分かりやすく

解説します。

F:おはようございます。E税務署のFと申します。

税務署の調査官が電話口に出てきました。

K:税理士のKです。朝早くからどうされたんですか?

私はわざと、イヤミっぽく尋ねます。

F:いえ、日々の売上関係の現地調査に伺いました。

F調査官は教科書どおりの受け答えをします。
やはり通常の「任意調査」に間違いなさそうです。

K:他に何か、突然来られた理由はありますか?

私はさらにイヤミっぽく尋ねました。

F:いえ、特にありません。

K:わかりました。それでは現金残高だけ確認したら、今日の
  ところはお引き取りください。
  時間はどれくらいかかりそうですか?

F:30分くらいあれば大丈夫です。

K:わかりました。社長に代わっていただけますか?

調査官に代わって、M社長が電話に出ました。

M:Mです。マル査ですか? 大丈夫でしょうか?

K:今日のところはお店の現金が実際にいくらあるのか、それ
  だけ見せてください。

M:はい・・・

K:あとは一切見せる必要も答える必要もありません。
  何か言われたらすぐ私に電話をください。

M:わかりました。

K:今日の午後、4時くらいでしたらお伺いできます。
  その時に詳しい打合せをしましょう。

M:わかりました・・・

K:大丈夫ですよ。心配することは何もありませんよ。

不安そうなM社長に、私はそう元気付けて電話を切りました。
その後お昼まで、M社長から電話はありませんでした。

---続く---