please.(short poem) | † 夢に消えた幻‐dream in shadow...‐ †

please.(short poem)

今日もまた


鋭利に砕けたガラスの破片が


いくつわたしの心に


突き刺さるのかな


幾度となく繰り返されて


凄く痛いはずなのに


透明な涙は流せないまま


心はずっと朱い涙を流し続けて


いつしか凍てつかせることにも


慣れてることすら気がつかなくて


流せる涙は枯れ果てて


そんなとき


ひとしずく


何かがわたしの心に落ちた


それは


神様の想いが宿された涙だった


凍てついた痛みが蘇った


そして再び流した涙は


痛みと共に溢れたあたたかさで


突き刺さったガラスの破片と


切り刻まれた傷は


見るも無残に消えて行き


残ったのは


あたたかに光るわたしの涙


そう


わたしは


“イタミ”に


さよなら出来たんだ




end.