DM VOX感想
昨日参加したDM VOXの感想を書こうと思います。
まず、最初のセクションの広瀬 正和先生のお話から
「患者さんから学ぶ糖尿病治療について」という題でご本人も公演中なんども言っておられたように適度な「ゆるさ」が非常に印象的でした。
なんとなくカーボカウントでA1cが安定した患者さんの例なども交え、食品交換表を利用したカロリー制限食のメリットデメリット、カーボカウンティングのメリットデメリットの話など勉強になった。
■食品交換表を利用したカロリー制限食
メリット:バランスの良い健康的な食事
デメリット:食事制限という精神的拘束
デメリットの補足:時には食べた分だけ打てばよい。
■カーボカウンティング
メリット:柔軟な食生活に対応可
デメリット:偏った食事や食べすぎ(肥満)
デメリットの補足:きっちり計画的な量を守る事は大切
というようにデメリットの補足を考慮すると
どちらも向かっているベクトルは「安定した血糖値を目指す」という事。
好きなものを食べてそれに見合ったインスリンを打ちたい人もいれば、決まった量を食べて決まったインスリンを打つような安定したリズムを好む人だっている。
すなわち自分にあった方法を選べば良いという事。
次に、患者体験談「ある日突然1型糖尿病といわれて~わたしと若きドクターの5年間の歩み~」
/大阪医科大学附属病院 糖尿病代謝・内分泌内科 堤 千春 先生と患者さんのお話。
とても仲がよさそうな患者とドクターだった。
妊娠を乗り越えたエピソードなど、男の自分にしては他人事だが、女性目線で見たらとてもおもしろいお話だったのだろう。
発症2ヶ月の自分からしたら今の主治医との関係はそこまで良いものとは言えないのでうらやましいとも感じた。※悪いわけではないんだけどね。
次にグループディスカッションでは「食事療法・カーボカウント(基本編)」に参加した。
参加メンバーは発症3年~50年のベテラン患者さんや医師、看護士が中心だった。
20人のほどの参加メンバーの中、カーボカウント実践者は2割ほどだった。
また皆それぞれに症状の度合いが違う中、カーボカウントの基準となる「ものさし」が見つかっていない様子だった。
以前僕が書いた「スライディングスケール法」の中のインスリン効果値やインスリン/カーボ比の求め方の公式では正確な数字は求められないとの事。
数値は、1日の中の時間や、1年を通した季節、また発症してからの年数によっても変化するし、体調や精神状態(ストレス)によっても変化する。
だからその時、その時によって絶えず変化していく自分自身のインスリン効果値やインスリン/カーボ比を常に自分の体によって実験をして測っていかなければならない。
すなわち経験値がもっとも必要とされるわけだ。
僕も「たんぱく質は50%血糖値上昇に影響する説と血糖値上昇には影響しない説どちらが正しいのか?」という疑問を投げかけてみた。
実際に医学的結論はないようでしたが、患者の実体験の意見として
・肉はあとから上がる
・から揚げ等衣があるものは上がる
・豆腐など大豆系たんぱく質はあまり上がらない
との意見があり、結局のところ、血糖に影響はあるように思えた。
ここから先はあくまで僕自身の推測なのであまりに真に受けないでくださいね。
それは体内の肝機能の働き、PCでいうメモリやCPUといったリソースの問題が関係してるのではないかという事。
たとえば、アルコールを飲むと低血糖になりやすいロジックとしては
肝臓がアルコールを分解するために活動が盛んになり、ブドウ糖を放出する働きのリソースが少なくなる、その結果、基礎インスリンの分の効果が勝ってしまい低血糖となる。
たんぱく質に置き換えて考えると、血中でたんぱく質を分解する作業が活発に行われるために、炭水化物→ブドウ糖の変換やブドウ糖の吸収に割かれるリソースが減少し、作業が遅れる。
その結果、超即効インスリンの効果時間である2時間を越えてしまい、あとから血糖値が上がる状態になってしまう。
なので、本質的に純粋にたんぱく質は血糖の上昇に直接関与はしていない。
※僕自身がたんぱく質たくさん食べたいから肯定しちゃってるような意見になっちゃいましたねw
そんな感じで、色々お話を聞けて勉強になったり、意見をぶつけてフィードバックを得られたり、自分自身色々考える事ができたりでとてもおもしろかったDM VOXでした。
次回は最新医療(新しい製剤・デバイス・CGMS)やインスリンポンプのセクションで話を聞いてみたり、イベント後の食事会?なども参加したいです。
※今回は20:00に日本対オランダのサッカーが控えていたのでそそくさと帰りましたw
まず、最初のセクションの広瀬 正和先生のお話から
「患者さんから学ぶ糖尿病治療について」という題でご本人も公演中なんども言っておられたように適度な「ゆるさ」が非常に印象的でした。
なんとなくカーボカウントでA1cが安定した患者さんの例なども交え、食品交換表を利用したカロリー制限食のメリットデメリット、カーボカウンティングのメリットデメリットの話など勉強になった。
■食品交換表を利用したカロリー制限食
メリット:バランスの良い健康的な食事
デメリット:食事制限という精神的拘束
デメリットの補足:時には食べた分だけ打てばよい。
■カーボカウンティング
メリット:柔軟な食生活に対応可
デメリット:偏った食事や食べすぎ(肥満)
デメリットの補足:きっちり計画的な量を守る事は大切
というようにデメリットの補足を考慮すると
どちらも向かっているベクトルは「安定した血糖値を目指す」という事。
好きなものを食べてそれに見合ったインスリンを打ちたい人もいれば、決まった量を食べて決まったインスリンを打つような安定したリズムを好む人だっている。
すなわち自分にあった方法を選べば良いという事。
次に、患者体験談「ある日突然1型糖尿病といわれて~わたしと若きドクターの5年間の歩み~」
/大阪医科大学附属病院 糖尿病代謝・内分泌内科 堤 千春 先生と患者さんのお話。
とても仲がよさそうな患者とドクターだった。
妊娠を乗り越えたエピソードなど、男の自分にしては他人事だが、女性目線で見たらとてもおもしろいお話だったのだろう。
発症2ヶ月の自分からしたら今の主治医との関係はそこまで良いものとは言えないのでうらやましいとも感じた。※悪いわけではないんだけどね。
次にグループディスカッションでは「食事療法・カーボカウント(基本編)」に参加した。
参加メンバーは発症3年~50年のベテラン患者さんや医師、看護士が中心だった。
20人のほどの参加メンバーの中、カーボカウント実践者は2割ほどだった。
また皆それぞれに症状の度合いが違う中、カーボカウントの基準となる「ものさし」が見つかっていない様子だった。
以前僕が書いた「スライディングスケール法」の中のインスリン効果値やインスリン/カーボ比の求め方の公式では正確な数字は求められないとの事。
数値は、1日の中の時間や、1年を通した季節、また発症してからの年数によっても変化するし、体調や精神状態(ストレス)によっても変化する。
だからその時、その時によって絶えず変化していく自分自身のインスリン効果値やインスリン/カーボ比を常に自分の体によって実験をして測っていかなければならない。
すなわち経験値がもっとも必要とされるわけだ。
僕も「たんぱく質は50%血糖値上昇に影響する説と血糖値上昇には影響しない説どちらが正しいのか?」という疑問を投げかけてみた。
実際に医学的結論はないようでしたが、患者の実体験の意見として
・肉はあとから上がる
・から揚げ等衣があるものは上がる
・豆腐など大豆系たんぱく質はあまり上がらない
との意見があり、結局のところ、血糖に影響はあるように思えた。
ここから先はあくまで僕自身の推測なのであまりに真に受けないでくださいね。
それは体内の肝機能の働き、PCでいうメモリやCPUといったリソースの問題が関係してるのではないかという事。
たとえば、アルコールを飲むと低血糖になりやすいロジックとしては
肝臓がアルコールを分解するために活動が盛んになり、ブドウ糖を放出する働きのリソースが少なくなる、その結果、基礎インスリンの分の効果が勝ってしまい低血糖となる。
たんぱく質に置き換えて考えると、血中でたんぱく質を分解する作業が活発に行われるために、炭水化物→ブドウ糖の変換やブドウ糖の吸収に割かれるリソースが減少し、作業が遅れる。
その結果、超即効インスリンの効果時間である2時間を越えてしまい、あとから血糖値が上がる状態になってしまう。
なので、本質的に純粋にたんぱく質は血糖の上昇に直接関与はしていない。
※僕自身がたんぱく質たくさん食べたいから肯定しちゃってるような意見になっちゃいましたねw
そんな感じで、色々お話を聞けて勉強になったり、意見をぶつけてフィードバックを得られたり、自分自身色々考える事ができたりでとてもおもしろかったDM VOXでした。
次回は最新医療(新しい製剤・デバイス・CGMS)やインスリンポンプのセクションで話を聞いてみたり、イベント後の食事会?なども参加したいです。
※今回は20:00に日本対オランダのサッカーが控えていたのでそそくさと帰りましたw

