dicianove.本レビュー8回目。東野圭吾「白馬山荘殺人事件」
以下背表紙より抜粋。
1年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一の死に疑問を抱く女子大生ナオコは、新友のマコトと兄の死んだ信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』を訪ねた。マザー・グースの唄に秘められた謎。ペンションに隠された過去とは?暗号と密室トリックの謎に挑む、気鋭の本格推理力作。
東野圭吾氏の初期の作品で「放課後」「卒業」に次ぐ長編三作目。
久しぶりに過去の作品に手を伸ばしてみた。
現在とは違うタッチで、善くも悪くも普通の推理小説としてまとまっている印象。
現在の東野氏の特徴である数々の伏線や
人間関係を読者側に想像させるワクワク感はない。
いかんせんキャラが薄いのと、
嫌な奴がやっぱり出て来て、
あらかた犯人の予想がついてしまうのは仕方ないか。
この意味、分かりますか?
それと、お前こんな性格だったの?と後から思う事もあった。
本当に基本に忠実な、事件が起きて、推理して、解決って言う推理小説。
暗号にはマザーグースが使われているので、マザーグースを良く知ってる人は
マザーグースを良く知らない僕より面白く読めると思う。
「放課後」「卒業」ともに読んでいるが、このままの作風であったなら
僕は東野圭吾ファンになってないかもなー。
と、辛口に批評になったけど、それでも普通に面白かった事は面白かった。
ハンプティーダンプティーは学生時代を思い出した。
それと、マコトに騙された。。。ぶ。
というわけで、マコトに騙されてみたい人は是非どうぞ。
10点中・・・5点
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)/東野 圭吾

¥620
Amazon.co.jp
1年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一の死に疑問を抱く女子大生ナオコは、新友のマコトと兄の死んだ信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』を訪ねた。マザー・グースの唄に秘められた謎。ペンションに隠された過去とは?暗号と密室トリックの謎に挑む、気鋭の本格推理力作。
東野圭吾氏の初期の作品で「放課後」「卒業」に次ぐ長編三作目。
久しぶりに過去の作品に手を伸ばしてみた。
現在とは違うタッチで、善くも悪くも普通の推理小説としてまとまっている印象。
現在の東野氏の特徴である数々の伏線や
人間関係を読者側に想像させるワクワク感はない。
いかんせんキャラが薄いのと、
嫌な奴がやっぱり出て来て、
あらかた犯人の予想がついてしまうのは仕方ないか。
この意味、分かりますか?
それと、お前こんな性格だったの?と後から思う事もあった。
本当に基本に忠実な、事件が起きて、推理して、解決って言う推理小説。
暗号にはマザーグースが使われているので、マザーグースを良く知ってる人は
マザーグースを良く知らない僕より面白く読めると思う。
「放課後」「卒業」ともに読んでいるが、このままの作風であったなら
僕は東野圭吾ファンになってないかもなー。
と、辛口に批評になったけど、それでも普通に面白かった事は面白かった。
ハンプティーダンプティーは学生時代を思い出した。
それと、マコトに騙された。。。ぶ。
というわけで、マコトに騙されてみたい人は是非どうぞ。
10点中・・・5点
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)/東野 圭吾

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