腎臓移植への道 -7ページ目

診察 ~②~

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カーテンの中での2人の声が聞こえてくる。



クマ  いつごろから腎機能の低下を指摘されたんですか?


星  2年前に少し落ちているようなことをいわれました


チューリップ紫 そうだったんだぁ…)


星  以前、今回と同じような症状があって

     

   やばいな…と思って


   ○○クリニックに受診に行ったら、


   このままだといけないから


   家族のもとに帰って治療するように言われたんです。


   

クマ  どんな感じですか?


星  動悸がして、息苦しくなって…


チューリップ紫 この時点で 改めて事の重大さを知りました。


   なんだかとても悲しくなって、泣きそうになる自分に


   言い聞かせながら、カーテンの向こう側の


   会話を聞くことにしました。)





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診察 ~①~

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時間がかかるだろうなぁ…と


思いつつ、受付をすます。


貼り紙には、


1時間呼ばれなかった場合は声をかけてください。


と 書かれていた。


どのくらい待っただろう…


受付で確認すると


すぐに名前を呼ばれた。


こんなことなら、すぐに確認すれば…と思いながら


奥の部屋に入る。


診察と思って入った部屋は、


今までの流れを確認する場所だった。


4か所をカーテンでしきられていて


それぞれ人がおられた。


パパは1番奥の部屋へと案内された。


男の先生が1人おられたその場所で


パパの病状を聞くことになる。



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不安

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初診の受付をすませ、2階の内科の受付に行く。


すべてがはじめてづくしのため


何をするにも不安と緊張が交差してしまう。


パパに悟られないようとすることで


どうにか保てている気がする。


私がこんなに緊張するのだから


パパはもっとなんだろうな……と思うと


悲しくなった。


そして、パパの強さを実感する



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