見栄えの悪いおにぎりを1,000円で売るには? | クリエーターさん専門!人気ブログの作り方

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先日、私の元にこんなメッセージが届きました。

「金額設定が大丈夫か不安です。売るものが”作品”なので元々金額が定まってる訳ではないですし、高くしすぎれ売れ残ってしまうのも困ります…」

といった、商品の価格についてのお悩みでした。

そもそも、
商品の価値を決めるのはお客様。
その商品の価値が価格と見合ってないと思えば買ってくれません。

たとえ、材料費が1,000円掛かったとしても
お客様がその作品に価値を感じてもらえなければ、
500円だってさえ払ってもらえません。


「材料費 × ●% の金額を販売価格にする」
といった求め方もありますが…


私がオススメする価格設定の

「考え方」

をお伝えしますね。


たとえば…

「見栄えの悪いおにぎり」
これをイメージしてみてください。

形は三角だけど、歪んでいて
巻かれてる海苔は2カ所切れています。
そして具が変な所からはみ出てる。
よく見ると包まれれるラップには指紋跡が付いてる。

この見た目のおにぎりをあなたはいくらで買いますか?

「100円?」
「スーパーで安売りしてると78円で売ってるから50円!」
「そもそも買わない…」

などなど、ご意見持たれると思います。


ですが、そのおにぎりにこういう背景があったらどうでしょうか。


そのおにぎりは、
優太くんという8歳の男の子が作ったおにぎり。

優太くんはお母さんと2人暮らしです。

優太くんのお父さんは半年前、借金を残したまま、
家を出ていってしまい行方不明になりました。

そのため、優太くんのお母さんは昼間はスーパーでパート。
それだけでは食べていけないので夜も働きに出ていて、
帰ってくるのは夜中の2時か3時。

それでもお母さんは、朝、優太くんが起きる前に起き、
お弁当を作って優太くんを送り出していました。

ですが、お母さんの目の下はクマがあり、
半年前までには当たり前だったいつもの笑顔が消えていました。

優太くんは元気のないお母さんを見て、
せめて来月のお母さんの誕生日には
「お母さんが大好きな赤い薔薇を買って喜ばせたい!」
と思うようになりました。

生活していくのに精一杯だったので、
もちろん優太くんにお小遣いはありません。

優太くんは、どうしてもお母さんを喜ばせたい!笑顔になってもらいたい!
と思い、プレゼントの薔薇を買うお金を手に入れたいと思いました。

そこで、炊飯ジャーに余ってるご飯を見て
「おにぎりを作って誰かに買ってもらおう!」
と思い付き、おにぎりを作りました。

初めて優太くんがお母さんを喜ばせるために作ったおにぎり。

形は三角だけど、歪んでいて
巻かれてる海苔は2カ所切れています。
そして具が変な所からはみ出てる。
よく見ると包まれれるラップには指紋跡が付いてる。

そして、優太くんはあなたにこう言います。

「いくらでもいいので、このおにぎりを買ってもらえませんか?」

おにぎりが作られた背景を知ったあなた。
この見た目のおにぎり、あなたはいくらで買いますか?



…と言ったら、そのおにぎりがどんな見た目であろうと、
コンビニのおにぎりの価格以上の金額を払いませんか?



まあ、たとえが極端だったかもしれませんが(^^;)


このように同じ商品だとしても、
そのものに「付加価値」を付ける事で価格はいくらでも変えられるのです。
(おにぎりの例は、情に訴えましょう!という訳ではなくあくまで付加価値の例です。)

「付加価値」を付ける。

あなたの商品の価値を上げる付加価値とは何でしょうか?
是非、この考えを持ってあなたの商品の価格を見直してみてください。


言っておきますが、この考え方に例外はないですよ!
決して、自分が売ってるものは特殊だから…とは思わないでくださいね。



今日はここまで。
お読み頂きありがとうございました!

それでは、また。