脳内出血発症して3年が経過しました。現状を自分の記録のために残します。装具で歩行。杖は殆ど使いませんが、すれ違う人や車から障害があることがわかりやすいように、人通りの多い場では保持しています。一人で電車に乗ることも何度かしました

以前より早く歩けるようになりましたが、健常者と同じペースでは未だ歩けず、高齢者にも簡単に追い越されます。相変わらず体幹の弱さ指摘受けるので

立っているときは左右に横揺れしてバランスのリハビリをしています。荷物を持った途端に足が重く感じます。

 上肢に関しては2年目と大きな違いはありませんが、可動域が広がり肩の痛みはなくなりました。腕は真上、真横まで上がるようになりました。肘伸ばしてリーチできます。肘を脇につけての回内回外、背屈掌屈、指伸展、獲得したい動きはたくさんあります。必要と言われていることは肩甲骨の安定、感覚を入れる、麻痺手を使う、イメージすること。

 一番辛く感じてた疼痛は筋緊張の緩和とともに軽くなっています。気圧の乱高下にはリリカを早めに服用することで乗り切っています。

 リハビリ方法も検索し尽くして、もう、試したいリハビリはありません。今の体でも生きていける自信はつきました。さらにうごけるようになればもっと元気になれるはず。やってきたことを否定したくはありませんが、実を結ばなかったリハビリのなんと多いことか。実際、再生医療や自費リハビリで多額の資金使ったが期待ほど回復がなく今は自主トレや生活リハのみという話をよく聞きます。リハビリで改善を目指せる中軽度の麻痺とは違い、重度マヒの上肢リハビリ法は確立されていないものだということ身を持って勉強しました。指が動かないことにはやりようがないということでしょうか。なかなかいないのですが、重度マヒから回復された人の存在は希望になっています。