デジタルカメラで撮影した写真をPhotoshopで開くと、必ず背景というレイヤーで鍵がかかった状態で開かれます。
この背景は、ある意味スペシャルなレイヤーで、制限がかかっている状態です。

制限がかかっていないのが「画像レイヤー」。

「背景」と「画像レイヤー」何が違うのかをご紹介していきます。

背景と画像レイヤーの違い

背景とは?

前述した通り、「背景」は、Photoshopで画像を開いた時に指定されるスペシャルなレイヤー。

下記の画像のように、レイヤーのパネルを見ると、鍵がかかっているのがわかります。

この「背景」は、曲者。
すんなりできることもあれば、嫌がってできないこともあります。

何ができて何ができないのかをしっかり抑えていきましょう。


「背景」ができないこと 

  • 移動・拡大・縮小
  •  
  • レイヤーの重なり順の変更
  •  
  • 不透明度・描画モードの変更
  •  
  • 背景の透過
  •  
  • レイヤースタイルの設定

など、背景は台紙みたいなものなので、動かしたり大きさ変えたり、できないようになっています。


もし、これらのことを設定したい場合は、「画像レイヤー」に変換します。

背景を「画像レイヤー」に変換する方法

背景でできないことは、すべて「画像レイヤー」がやってくれます。

画像レイヤーに変化する方法は、レイヤーのパネルの鍵の上をクリックすれば、鍵が外れます。
(※CCより前は、レイヤー名の上でダブルクリックすると同じことができます。)


以上、背景と画像レイヤーの違いでした。