カラコルで食べるドゥンガン料理は、ビシュケクのそれとは味付けが少し異なる。
やたらと日本人の口に合うなぁ、というのが第一印象。
それは、隠し味(隠してもいないけど)に醤油を使っているからと思われます。
モチロン醤油は中国の醤油です。
例えば、焼きラグマン。
これはもはやラグマンというか、中華風焼きそばです。
野菜タップリ、醤油風味。
マントゥも、具の羊肉は醤油で数時間馴染ませた感じがあり、
臭みがグッと抑えされ香ばしく仕上がっている。
これは「ブリゾール」という、まさにお好み焼きそのもの。
醤油ベースの液体で小麦粉を溶いたものを焼き固めたもの。中には野菜炒めが入っている。
ケチャップとマヨネーズがふんだんに載ってるあたりがお好み焼きに近い。
同じキルギスでも東に行くと、その食事から日本に少し近づいた気が感じがします。
食は文化なり。
まさにそれを感じることの出来るカラコルの料理でした。