マントゥやケスメも小麦粉から出来ている。
だから、小麦粉がない生活なんて、考えられない。
そんなキルギスの小麦粉事情について。
大きなスーパーの小麦粉売り場。
いくつかの銘柄がずらりと並んでいます。
カザフスタン製のものとロシア製のものもありますが、、、
やはり圧倒的にシェアが大きいのはキルギス国産の小麦粉。
二大メーカーは以下の二つ。
◼︎「アク・ウン」
キルギス語で「アク」は「白」、「ウン」は小麦粉のこと。
日本語だとなんだか響きが悪いですが(笑)、これがキルギスで一番人気の小麦粉です。
パッケージはオレンジと緑の二種類。
◼︎「アリヤ」
ハート型のパッケージデザインがステキ。
「ありゃ~」じゃなくて「アリヤ」です。
パッケージは赤と青の二種類。
以上、この二つのブランドがキルギスでの二大ブランド。
しかしビシュケクの奥様方の誰に聞いても「アクウン」が絶対に美味しい!と言います。
特にマントゥの皮を作るのには最高だそうです。
ところで、こちらでは、日本のような強力粉、薄力粉、というカテゴリーは存在しません。
そもそも、強力粉か薄力粉なのかは、小麦粉のタンパク質の含有率で決まります。
「アクウン」「アリヤ」ともに、ラインナップは2種類しかなくて、タンパク質含有率はそれぞれ10.3%と10.6%です。
それらはいわゆる「中力粉」というカテゴリーになります。
(いくつかある他のブランドや輸入物の小麦粉も、調べたら全て中力粉だった)
というわけで、このような中力粉しか手に入らないキルギスでは、
繊細なパンやスイーツの作成は諦めることにします(e_e)
でも、充分です。
私も奥様方のオススメ通りに「アクウン」を使っています。
<作成例>
◾︎パン
◾︎キッシュ
◾︎ケーキ
小麦粉は1kgで140円ぐらいです。
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