11月3日(月)

 

娘が札幌に戻ってきてから2週間。

明日が2度目の通院日ということで、備忘録としてこの2週間の娘の様子を記す。

 

帰ってきた当初は、朝9時から30分ごとに声掛けをしても、お昼過ぎまで起きられない。

今は9時に一度声を掛けたら、スムーズに起きてこられるようになった。

最初のうちは睡眠導入剤を飲んでも、寝付くまでに時間がかかり、夜中に目が覚めたら2時間ほど眠れずに起きていたりと、睡眠が不安定だったのが原因。

 

食事は、最初っからよく食べていたように思うけど、食欲増進の薬のせいかもしれない。

最初の一日二日は起床時間が遅かったのもあり、一日二食の生活だったけれど、朝起きられるようになったらきちんと三食を食べている。

何ならおかわりをすることもあるので、食欲増進の薬はいらないのでは?と思っているのだけど。

 

朝起きられるようになったタイミングで、一緒に散歩をするようになる。

体を動かすのはもちろん、家ではあまりしないような話もぽつぽつするようになったので、心身ともに動き始めているのかな…と。

私が忙しくて散歩につきあえないときも、一人で散歩に出かけることもあり。

 

一週間が過ぎたころから、日中も居間で過ごす時間が増える。

それまでは、食事の時間以外は和室でスマホを見たりゲームをしたりしていたけれど、10さんとテレビで野球関係のYouTubeを見たりしている時間が増える。

誰かが食事の支度をしていると「手伝うよ」と言うようになり、自分の外側に目を向けられるようになってきている。

 

札幌に来て、めきめきよくなってきている気がするけれど、どうなんだろう。

良くなっているように見えても揺り戻しがあったりするのかもしれないし、油断はしないようにしようと思う。

それでも、6月に東京で見た娘の、眠れず食べれず、ずっとアマプラで昔のドラマをただ見ているだけだったのに比べると、格段の差だ。

 

親としてできることは、生活のリズムを整えることぐらいで、あとは医者の診断と本人の気力に任せるしかない。

当分はお金の心配などしないでゆっくり養生してくれたらいい。

 

とはいえ、10さんの年金だけで暮らしているわけで、毎日の食費がやばい。

あっという間に減る食材。

それよりも素早く消えていく渋沢栄一さまたち。

 

洗濯ものも増えましたが、毎日洗濯していても別に苦痛ではない。

洗って干す、取り込んで畳む。

エンドレスの作業だけど、アイロンかけさえなければ全然楽勝。

 

それよりも、先週からずっと10さんの体調不良の方が問題だわ!

ずーっとずっと、「大丈夫」と言っては咳だくしゃみだとうるさいし、別人のような声で話しかけてくる。

どこかで安静に休んでくれるといいのだが。