7月18日(木)

 

夏の文庫フェアが始まってすぐに小冊子をもらってきたのですが、毎日なんやかんやとブログに書きたいことがあったりして、「読了本がなかった時の切り札」なんて思っていましたが、このまま秋を迎えては大変なので、イレギュラーで朝に更新。

 

パラパラめくって、最近読んだ本が何冊かあったので、これは去年よりだいぶん読んだんじゃないの?って思ったのですが、去年が78冊中12冊だったのに対し79冊中13冊。

あまり数は変わりませんでした。

その代わり、ラインナップががらりと変わっていました。

つまり、集英社文庫全体でみると、結構読み進めているんだなあという感じ。実感あるし。

 

読んだ本は以下のとおり

・鉄道員(ぽっぽや) 浅田次郎

・逆ソクラテス 伊坂幸太郎

・蛇にピアス 金原ひとみ

・心(うら)淋し川 西條奈加

・坊ちゃん 夏目漱石

・マスカレード・ホテル 東野圭吾

・偉大なる、しゅららぼん 万城目学

・のっけから失礼します 三浦しをん

・銀河鉄道の夜 宮沢賢治

・地下街の雨 宮部みゆき

・慈雨 柚月裕子

・本と鍵の季節 米澤穂信

・星の王子さま サンテグジュペリ

 

去年読みたいといった『逆ソクラテス』は読みましたが、太宰は読んでいない。

退職したからと言って必ずしも読書時間が増えるわけではないので、今後もこのペースかな。

 

夏の文庫フェアが始まると、「全部読んでみた」というような猛者が現れるけど、私にそれは無理だということはわかっている。

仮に時間があったとて、ホラーは読みたくないんだもん。

でも、毎夏これをチェックするのは、今人気のある作品はどういうものかをチェックしたり、スタンダードをもう少し読めよと自分を鼓舞したりするためでもあるので、変わりばえのしない読了率であろうとも、今後も夏になると小冊子を手に読了本チェックをすると思います。

 

今村翔吾『塞王の盾』、川﨑秋子『土に贖う』、桜木紫乃『家族じまい』、瀬尾まいこ『その扉をたたく者』は読みたいと思っているけれど、人気があるから図書館の順番はまだまだ先だなあ。

米澤穂信『本と鍵の季節』の続編も、気が遠くなるほどの予約数でしたから、数年は読めません。

 

それでも、数年前には「集英社文庫は若者向けラインナップだからなあ」なんて思って敬遠していたのがウソのように、読みたい本が増えています。

やっぱ偏見はよくないね。