年内にもう本を読み終わる予定はないので、一応ここで締めとします。

ぽつぽつ本を読めない時期がありましたが、基本的に今年はよく読めたと思います。

特に11月以降はウォーキングもしなくなったので、休日は一歩も外に出ないで本を読むこともありました。

もう読書とHey!Say!JUMPだけでお楽しみは充分だな。←悟りの境地

 

今年読んだ本はマンガを除いて253冊。

うち★5つが45冊。

 

個人的に今年は華文の年でした。

まず『三体』

Ⅱまでしか読んでいないけれど、圧倒的な面白さ。

予約中のⅢも早く読みたいものです。

 

香港を舞台にしたミステリの『13・67』も面白かったし、★5つにはならなかったけれど『文学少女対数学少女』も面白かった。

去年読んだ『歩道橋の魔術師』も、台湾の作家でしたが面白く読みましたので、まだしばらく私の中での華文ブームは続くかもしれません。

そうそう今年読了した宮城谷昌光の『三国志』も、中国ものと言えばそうですからね。

 

ベトナムの世界観で書かれた『茶匠と探偵』も面白かったですし、韓国の小説もいくつかリストに入れましたので、アジアブームなのかな。

そろそろケン・リュウの作品も読みたいものです。

 

それから『ローマ人の物語』も今年読了しました。

相変わらず世界史は苦手ですが、カエサルのファンにはなりました。

彼が最後まで実践し続けた『寛容』が、今の世の中にも絶対に必要と思っています。

 

それから年末に読了した『モンテ・クリスト伯』も、本当に面白かった。

結末を知っていますし突っ込みどころはあるのですが、ページをめくる手は止まりませんでした。

これを新聞で読んでいた当時の読者は、続きを待ち焦がれて身もだえしていたのではないでしょうか。

日本の新聞小説である獅子文六の『悦ちゃん』も面白かったなあ。

 

阿津川辰海の『透明人間は密室に潜む』は面白かった。

この作家は、これから見かけるたびにリストに載せることにしました。

あと小池昌代もリスト入り確定…って、新作がいつ出るのかわからない…。

もう新作が出ることはないのですが、殊能将之の『ハサミ男』にはやられました。

今まで私の中でホラー寄りのイメージがあったので敬遠していたのですが、もっと早く読めばよかった。

 

辻村深月『かがみの孤城』、瀬尾まいこ『傑作はまだ』、山田詠美『トラッシュ』、桜庭一樹『じごくゆきっ』、森谷明子『七姫幻想』、中島京子『小さいおうち』等々今年は女性作家の作品をたくさん読みましたが、その中で遠田潤子『銀花の蔵』が良かったなあ。

 

今年は意識してノンフィクションもたくさん読みました。

ノンフィクションは読後しんどくなることが多いのですが、それでも読書体力があるうちにどんどん読んでいこうと思っています。

 

このほかにもまだまだたくさん面白い本を読みました。

あとで見返してみると★4つの中にもすごく面白い本がたくさんありました。

読書の世界はどこまでも広いですね。

来年も面白い本をもっともっと読めますように。