いろいろと厳しいですよ。
出勤日のお昼ご飯はお小遣いから出しているので、300円前後で予算を組んでいますが、さすがにセイコーマートといえども厳しくなってきました。
でも、やりくりしながら頑張ってますよ。
あと、医療費もお小遣いからなので、骨粗しょう症の治療薬を飲むことになったのは、財布に痛い。
でも骨折したらもっと痛いことになるので、文句も言わずに飲んでおります。
でも、週に1回だけ、目が覚めてから布団を出る前に飲む薬。
絶対忘れそうでしょう?
だから前の晩は緊張してよく眠れないのよ。
これは値上げとは関係ないけども。
お給料も値上げしないかなあ。
これだけは、なかなか上がっていかないのよね。
本日の読書:ちょー戦争と平和 野梨原花南
カバー折返しより
『ついに魔王サルドニュクスを捕縛した、ジールのクラスター王子。世界の支柱を破壊するため、彼は大国トードリアに兵を進める。国力の差からいって、勝ち目のない戦。しかし王子は、生まれて初めて城の外に足を踏み出した!一方、捕縛を阻止できなかった、サリタ、それにオニキス、サファイヤ、宝珠は合流し、ジールの行軍の先回りをする。なんとかして戦争をやめさせるつもりだった!』
いいですねえ。
巻が進むにつれ、どんどん面白くなってきました。
伏線はもはや伏線ではないし、落としどころもわかるんだけど、登場人物それぞれが自分にできる最善を考えながら行動するのを読むのが心地よくて。
エデア・タロットワークがどうして魔王を召喚するのに手を貸したのかは、そっちの理由か、と。
人間に戻してやりたいからか、コンプレックスがあって見返してやりたかったかどちらかと思っていたけど、そっちね。
そして化け物と忌み嫌われ、城から出るのを禁じられていたクラスターがどうして世界を破壊することにこだわるのかと言うと、世界がぼくを受け入れてくれないのなら、世界が滅んでしまえばいい、と。
ああ、ヤダヤダ。
それが実現できる財力のある人は中二病になってはいけない。
ひとつ重大な誤植。
クラスターがなぜ化け物呼ばわりされているかと言うと、目の色が左右で違うから。
それも赤と青。
ところが「青と青の目で」と書かれて箇所がありました。
これでは化けものにならんでしょ。
ただの頭がよくてイケメンな王子じゃん。
クラスターを説得できなかった宝珠は、トードリアの女王リブロに戦争をやめるよう訴えるが、それも叶わない。
”私に人の命の責任など取れん。きっと誰にも取れはしない。経済の観念においても、戦争は大量の消費と需要は生むが、供給が無尽蔵な訳ではない。どこかで均衡が崩れたら、回復に手間がかかることおびただしい”
それでも、長々と抗争を続けるよりも、さっと戦争で終わらせた方が被害が少ないと思えたら戦争に踏み出してしまう。
始めるときはさっと戦争で終わらせられると思っても、落としどころが見つからなくて長びくのもまた戦争なんだけどねえ。