土曜日に道東へ行った目的。
それはお花を見に、です。
 
まずは滝上(たきのうえ)町の芝ざくら。
 
空の色が不穏ですが、芝ざくらは見事です。
坂の下にはチューリップがちらほら。
 
これ、本州だったらめっちゃ人だらけなんだろうなあ。
 
遠くの山の山頂に雪。
 
一からげに芝ざくらと言っても、いろんな色がありますね。
10さんは私が芝ざくらを見たことがないと思っていたようですが、実は東京ドイツ村で芝ざくらを見ました。
髙木くんが設計して、作るのもちょっとお手伝いした世界一の犬小屋を見に東京ドイツ村に行ったとき、きれいに咲いていました。
懐かしいなあ。
 
 
お次は湧別(ゆうべつ)町のチューリップ。
投機目的でチューリップの品種改良が流行った時代があるのは知っていましたが、いやはや、いろんな形のチューリップがあるものですねえ。
紫のバラのようなチューリップ。
 
空の色が不穏ですが、チューリップ畑はきれいです。
そしてチューリップ畑と言えば風車がお約束。
 
チューリップ畑の端から端まで歩いて疲れました。
 
空が少~し明るくなってきましたが、そろそろ帰る時間です。
娘が小さいとき、チューリップをモチーフにしたキャラクターのぬいぐるみを大事にしていました。
湧別町のキャラクターだと思っていたのですが、違いました。
正解はハウステンボスのチューリーちゃんだったのですが、どちらにしてもチューリップはかわいいですね。
 
 
 
本日の読書:ちょー後宮からの逃走 野梨原花南

 

カバー折返しより

『コバーリムの街で魔族にさらわれた宝珠(ほうじゅ)。連れていかれたのはジール城。そして目の前には、宝珠を指名手配した張本人クラスター王子が…。王子はいきなり宝珠に「僕と結婚してほしい」と言い出して!?そのころオニキスは、すぐにでもジールへ向かおうとしていた。しかしサファイヤと、雇われの魔法使いサリタはなかなか動こうとしない。オニキスは、町中で魔族ムローの姿を発見するが…!』

 

うん、やっぱりジオとダイヤの出番が少ないほうが、他の登場人物が動くので面白くなるね。

そしてタイトルの「後宮からの逃走」。

やっぱりそうなるよね、って読んでいたら、そっちの意味もありましたか。

 

クラスター王子はどうも根っからの悪役ではなく、ただのコミュニケーション不全。

親に愛してもらったことがないので、人との距離が測れず、新しい世界に足を踏み出す勇気もない。

傍にいてくれ=結婚してくれ なのね。

 

髪の黒い魔法使い、タロットワークという魔法使い、サリタという魔法使い。

魔王となって苦しんでいるはずの彼を思わせるような人物がずいぶんと出てくるけれど、サリタって彼だよね。

 

ストーリーはあまり進んでいないけれど、宝珠がしなければならないことは増えた。

さて、次はどうなることやら。