土曜日に道東へ行った目的。
それはお花を見に、です。
まずは滝上(たきのうえ)町の芝ざくら。
空の色が不穏ですが、芝ざくらは見事です。
坂の下にはチューリップがちらほら。

湧別町のキャラクターだと思っていたのですが、違いました。
正解はハウステンボスのチューリーちゃんだったのですが、どちらにしてもチューリップはかわいいですね。
本日の読書:ちょー後宮からの逃走 野梨原花南
カバー折返しより
『コバーリムの街で魔族にさらわれた宝珠(ほうじゅ)。連れていかれたのはジール城。そして目の前には、宝珠を指名手配した張本人クラスター王子が…。王子はいきなり宝珠に「僕と結婚してほしい」と言い出して!?そのころオニキスは、すぐにでもジールへ向かおうとしていた。しかしサファイヤと、雇われの魔法使いサリタはなかなか動こうとしない。オニキスは、町中で魔族ムローの姿を発見するが…!』
うん、やっぱりジオとダイヤの出番が少ないほうが、他の登場人物が動くので面白くなるね。
そしてタイトルの「後宮からの逃走」。
やっぱりそうなるよね、って読んでいたら、そっちの意味もありましたか。
クラスター王子はどうも根っからの悪役ではなく、ただのコミュニケーション不全。
親に愛してもらったことがないので、人との距離が測れず、新しい世界に足を踏み出す勇気もない。
傍にいてくれ=結婚してくれ なのね。
髪の黒い魔法使い、タロットワークという魔法使い、サリタという魔法使い。
魔王となって苦しんでいるはずの彼を思わせるような人物がずいぶんと出てくるけれど、サリタって彼だよね。
ストーリーはあまり進んでいないけれど、宝珠がしなければならないことは増えた。
さて、次はどうなることやら。