私たち夫婦もそろそろ生活のサイズダウンを考えなくてはいけないお年ごろ。

いま、夫婦二人で住んでいるのが4LDKのマンション。

ここんところ随分持ち物を処分したし、もう少し物を減らしてミニマムな生活をしようではないか。

 

そう思ってネットの住宅情報を見てみると、どうもどれもいまいちなんですよね。

間取りが気に入らん。

収納が少ない。

風呂が狭い。

これから年を取るのにガスコンロで大丈夫?

 

駅近で、買い物に便利で、病院に行きやすいところとなると、もう本当にいいところがない。

いや、実際に不動産屋さんに行けば隠し玉を出してもらえるのはわかるのよ。

だけど、せめて何か心にひっかかるものがないか…。

 

もう二次元じゃやってらんない。

YouTubeで札幌の不動産屋さんがやってるルームツアーの動画を見始めたら止められません。

 

10さんとは、二人で生活できるうちはこの家に住んで、どちらかが一人になったら考えようということになりました。

なので今は、自分が一人暮らしをするならばという前提でルームツアーを見まくっています。←鬼

次男の家の近所に理想の間取りを見つけました。

長男の近くは…駅から徒歩20分とか、最寄りコンビニまで1300mとかありえない。

娘の同じマンションに住みたい。(女性の一人暮らしも安心)

 

元々間取り図を見るのが大好きなのだけど、You Tubeで見ると陽当たりとか壁紙とかフローリングとかベランダのサイズ感とか見ているとわくわくが止まらない。

いや~、楽しい。

で、寝落ちじゃ。

 

毎日寝不足。

 

 

本日の読書:変? 中村うさぎ

 

 

カバー裏より

『自他ともに認める”買い物依存症”の中村うさぎが、自身のビョーキからの脱却を求めて、精神科医や研究者、はたまた様々なビョーキから生還した先輩たちと突撃対談!ある時は仰天逸話に爆笑し、またある時は的確な分析に深く納得。図らずも、この連続対談中に依存対象が”ホストクラブ”に移行。依存症患者に特有の”渡り歩き症状”も披露する中村うさぎに、果して依存症の脱出口は見つかるのか?うさぎの明日はどっちだ!』

 

買い物依存症の中村うさぎが、依存症を脱出する糸口を見つけるために、13人の人たちと本音で対談。

和田秀樹(精神科医)、原田宗典(作家)、本橋信宏(文筆家)、島村洋子(作家)、横森理香(作家)、団鬼六(作家)、尾崎弥生(ノンフィクションライター)、宮台真司(社会学者)、月乃光司(作家)、松本侑子(作家)、沢村拓也(ホスト)、苫米地英人(科学者)

 

専門家の立場から話す人、依存症を回復した人の経験談等、どれも濃密です。

アルコール依存症も薬物依存も過食症も命がけの依存。

それがわかっていてやめられないのだから、、やっぱり病気なんだよね。

 

私は鬱病を患っていたことがあるので、躁鬱病の原田宗典の、鬱になった時「温かい無関心」で対応してくれるのが一番いいというのがよくわかる。

私の時は次男が私の部屋で寝ころんでマンガを読んで、終わったら「また来るね」って出ていくとという距離感がすごくありがたかった。

落ち込んだとき、「ドンマイ」って肩を叩いてくれて楽になった。

そういう事なんだよなあ、としみじみ。

 

精神科医の和田先生は「人間は依存しなけりゃ生きて行けない。だから、依存するコト自体は別にいいんですよ」という。

いびつな依存をまともな依存にしていこうと。

判断ポイントは2つ

・自分の意志で辞められること

・支払う代償が大きくないこと

少し心が楽になりましたか?