今日の午前中は割と余裕があった・・はず。

大体毎日、午後からが忙しいんです。郵便が来るから。

午後からもりもり仕事をする。

午前中は、前日の仕事の整理や急ぎじゃない仕事などをする。

 

ところが今日、お昼になる直前に、ドカンと大きな仕事が降ってきました。

「あーして、こーして」など手順を確認していたら、本日の郵便がドカンと到着。

え…と…とりあえず本来業務を大至急終わらせて…そうねえ、2時半くらいに終わらせたらなんとかなるかしら。

 

終わんなかったわ。

せっせと郵便を受け付けているのに、次々と「あれやって」「これお願い」と仕事の方がやって来る。

 

残業しようかな?と思わないでもなかったけれど、今日は10さん歯医者さんなので、晩ご飯当番を頼まれている。

もちろん買い物もだ。

ドカン仕事の納期を確認して、今日はさっさと帰ることに。

 

買い物して、晩ご飯つくって…本当は本を読まねばならなかったのさ。

日曜日に返さなければならない本が、あと2冊と5/6冊くらい残っているのに、昼休みも仕事しちゃったし、家に帰っても読む時間ないし…。

そして今日は飲むでしょう?

 

ああ、時間が足りない。

そろそろ確定申告の準備もしなきゃだし。

いよいよ年度末が近づいてきた感じです。

 

 

本日の読書:悪女は自殺しない ネレ・ノイハウス

 

 

カバー裏より

『ドイツ、2005年8月。警察署に復帰した刑事ピアを、飛び降り自殺に偽装された女性の死体が待ち受けていた。実際は動物の安楽死に使用される薬物による毒殺で、夫の獣医や彼の働く馬専門動物病院の共同経営者たちが疑われる。だが刑事オリヴァーが指揮を執る捜査班が探るうち、隠された数々の事件が繋がりはじめ……。<ドイツミステリの女王>の人気に火をつけたシリーズ第一弾。』

 

「深い疵」「白雪姫には死んでもらう」と、日本での出版順に読んできて、いよいよ出版順では3番目ですがシリーズ最初の本作に。

さすがにシリーズ最初なので、オリヴァーとピア以外の捜査班の面々は大人しめ。

フランクは最初から仕事の好き嫌いというか、手抜きをするタイプだったのね。

 

しかし、最後の最後まで犯人の見当が使いないのは今と変わらず。

だって怪しい人が多いんだもの。

っていうか、怪しくない人がいない。

みんなが彼女を殺す動機を持っている。

 

そんな人にはなりたくないなあ。

騙されてバカを見るのは嫌だけど、人を騙してバカを見させるのって、張りぼての人生のような気がする。

 

正義と法律の限界に引っ掛かりを感じ続けるところに、オリヴァーの誠意を見る。

この場合の正義には確かに共感するけれど、大勢の人がそれぞれの正義を主張して譲らなかった大変なことになるわけで、だからそこに法律の存在意義があるのだが。