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ある寄りのなし。

ご近所トラブルにはならなかったので。

 

長男がまだ小学校に入ったばかり、下の二人は保育園児だったころ、公務員官舎に住んでいました。

官舎はペット禁止なのですが、まあ、こっそり飼っている人はいました。

我が家の隣もまさにそうでした。

 

お隣さんも共働きで、お子さんは小学生が一人。

だから犬は一日のほとんどを一人(?)で過ごしているわけですが、その反動か、家族が帰って来ると「わんわん!わんわん!」吠えまくる。

 

ベランダに犬小屋を置いて飼ってるんですが、もう、ずーっと吠えている。

夏の夜、暑くて窓を開けていると(我が家にクーラーはない)、ずーっと犬が吠えているので、子どもたちが眠れない。

暑いせいで眠れない+犬の吠え声がうるさくて眠れない。

連日そうだと、イライラが結構溜まる。

 

ついに、ある時、10さんががばと蒲団から起き出して、「ちょっと隣に一言言ってくる」というではありませんか。

気持ちはわかる。

私もそうしたいは山々だ。

だがしかし、余計なご近所トラブルで面倒くさいことになるのも嫌だ。

 

止める私を振り切って10さんが出かけていき、すぐに戻ってきたと思ったら犬の声もやんだ。

「なんて言ったの?」と聞いたら「せめて8時を過ぎたら、犬を家の中に入れてあげてください」と、お願いしてきたのだそうだ。

やるなあ、10さん。

本来はこちらがお願いすることではないけれど、ぐっとこらえて大人の対応。

勉強になるわあ。

 

それから数年後、3人の小学生を連れて札幌に転勤し、官舎に住んだわけですが、ある日お隣さんの家からぬっと出てきたそこそこ大きな中型犬と玄関で鉢合わせし、「うわあ!」と絶叫してしまいました。

ペット禁止はそこも同じで、お隣さんは近所でも有名なルール破りの常習者だったようです。(親子4人の家族なのに!)

 

私の絶叫が引き金になったかどうかはわかりませんが、それから少ししてお隣さんは引っ越していきました。

どうも強制退去だったようです。

 

ちなみに、今の札幌の家もペット禁止なのですが、お隣さんは犬を飼っています。

多分私が、そういう星の元に生まれたのだとあきらめています。

やれやれ。

 

 

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