金曜日、上司同席のうえで職場で委託しているお医者さんとの面談を行いました。
月に一度くらいと前回言われて、本来なら2週間前に2度目があったはずなのですが、仕事が忙しくて結局すぐには受けられなかったのです。
前回の面談で、「業務量が多いのとスケジュールがタイトなので、とてもつらいです」と言いましたが、ひと月半経ってどう変化したかと言うと、より以上に忙しくなったわけです。
上司だってそんな状況がいいなんて思っているわけじゃありません。
しかし、仕事は増えているのに人員は増えないのです。
「忙しい!」とギャーギャー騒いでいる私が、一番残業少ないのです。
とはいえ闘病中ですし、長時間通勤ですし、一人暮らしですし、健康で職住近接なうえに家に帰ると食事が用意されている人に比べると、断然残業向きではないので、とりあえず先生に一筆書いてもらうことになりました。
今後ひと月は
・残業禁止
・泊まりの出張禁止(東京に来てしたことないけど)
・業務量の軽減
これを持って上司(課長)は、課の職員の増員を上に要求しますと言ってくれました。
まあ、年度内の増員は無理だろうとは思います。
ふた月後に迫った国連主催の国際会議に向けて、忙しくならない理由は一つもありませんし、それが終わると年度末年度初めの業務で引き続き忙しくなるであろうことは予想できますが、それでも私の体調悪化が上と共有されたというのは、少しだけ気持ちが楽になりました。
ところがその後、同じ日の夕方に、別件で栄養管理士との面談がありまして、散々怒られたわけです。
だって、事前に渡された問診票に『最近の』食事内容を書けとあったので、正直に書いたんですよ。
朝 果物、カップスープ
昼 ヘルシー弁当を購入
夜 マドレーヌ等の焼き菓子
いやいや、さすがにいつもこんな食事をしているわけじゃないんですよ。
もの凄く忙しかったんです。(朝や昼を抜くこともありましたが、それは内緒です)
今後ひと月は残業禁止になったので、もう少しちゃんと食事をとります。
「なぜ、残業禁止に?」
がん闘病中だからです。
これで管理栄養士さんは怒ったわけです。
忙しいより休養を優先しなさい!
食事をもっと大切にしなさい!
まず癌にとって大敵なのが、疲労、身体の冷え、ストレスなど。(全部該当する自分)
食事についても、小麦粉はがん細胞を育てるので絶対NG。
この一年、主食はうどんというくらいうどんを食べていましたが、これはやってはいけないことだったようです。
うどんだけではなく、パン、ラーメン、パスタ、全部だめ。
主食は雑穀ご飯にするように。
何よりも冷えをとる、国産の稗が入ったものを食べるように、と。
牛肉もダメ。
乳製品もダメ。
チーズ(冷蔵庫にたくさんある)も、ヨーグルトも、もちろん牛乳は絶対ダメ。
甘いものも禁止。
お菓子はもちろんのこと、果物もダメ。(みかん買ったばっかり)
白砂糖は絶対厳禁。
キャベツは毎日食べるように。
ただしカット野菜はダメ。保存料塗れだから。
化学物質がたくさん使われているハム、ソーセージはもちろんダメ。
言わんとすることはわかりますが、なかなかそんなに食事に手をかける時間がないんですよ…。
と言ったら、「じゃあ、今すぐ休職しなさい!」(と命令する権限はないはずですが…)
「あなたみたいな性格の人が、がんで早死にするんです!」(ひゃ~)
打ちのめされて家に帰り、ネットでいろいろ調べてみましたが、がんの食事療法と言っても諸説あるんですよね。
絶対塩分禁止の方法とか、むしろ果物を推奨する方法とか。
さんざん考えた結果、主治医に言われたことはきちんと守ろう(熱いもの禁止、香辛料控える)。
それ以外は、なるべくリスキーな食事を避けるとして、あまり神経質にならないようにしようと思いました。(ああ、怒られるなあ…)
とりあえず雑穀米とキャベツは買ってきました。
幸い残業をしないことになったので、多少は食事を作る時間が捻出できます。
「出来合いのものではなく、素材を買いなさい」は、努力目標ですね。
週末は頑張りますが、平日は…頑張りますが…。
体を冷やすのでカフェイン禁止ということですが、もともとコーヒーはそれほど飲まないし、日本茶は少しなら…と言われたので、あとはルイボスティーあたりで補完しましょうか。
あ、麦茶でもいいか。
嬉しかったのは、睡眠を充分とることが大事と言ってもらえたこと。
「8時間寝るのが必要です」
嬉しいけど、今の生活では無理です。
朝5時起きなので。
「じゃあ、今すぐ休職して、札幌の家族のところに戻りなさい!」
それができたらどんなにいいでしょう。
「単身赴任で東京に来るということは、住環境が変わる、人間関係が変わる、仕事内容が変わるということで、幾重にもストレスを抱えている状態なんですよ」
言われて改めて、そうだったんだなあと思いました。
もちろん単身赴任者がみんながんになるわけではありませんが、ストレスは本当に大敵なのだそうです。
忙しさにかまけていたこともあります。
どうせ2~3年の短期滞在だろうと高をくくっていたこともあります。
でも、これを機に、もう少し生活を整えようと思いました。
この気持ちを忘れるなよ、自分。
月に一度くらいと前回言われて、本来なら2週間前に2度目があったはずなのですが、仕事が忙しくて結局すぐには受けられなかったのです。
前回の面談で、「業務量が多いのとスケジュールがタイトなので、とてもつらいです」と言いましたが、ひと月半経ってどう変化したかと言うと、より以上に忙しくなったわけです。
上司だってそんな状況がいいなんて思っているわけじゃありません。
しかし、仕事は増えているのに人員は増えないのです。
「忙しい!」とギャーギャー騒いでいる私が、一番残業少ないのです。
とはいえ闘病中ですし、長時間通勤ですし、一人暮らしですし、健康で職住近接なうえに家に帰ると食事が用意されている人に比べると、断然残業向きではないので、とりあえず先生に一筆書いてもらうことになりました。
今後ひと月は
・残業禁止
・泊まりの出張禁止(東京に来てしたことないけど)
・業務量の軽減
これを持って上司(課長)は、課の職員の増員を上に要求しますと言ってくれました。
まあ、年度内の増員は無理だろうとは思います。
ふた月後に迫った国連主催の国際会議に向けて、忙しくならない理由は一つもありませんし、それが終わると年度末年度初めの業務で引き続き忙しくなるであろうことは予想できますが、それでも私の体調悪化が上と共有されたというのは、少しだけ気持ちが楽になりました。
ところがその後、同じ日の夕方に、別件で栄養管理士との面談がありまして、散々怒られたわけです。
だって、事前に渡された問診票に『最近の』食事内容を書けとあったので、正直に書いたんですよ。
朝 果物、カップスープ
昼 ヘルシー弁当を購入
夜 マドレーヌ等の焼き菓子
いやいや、さすがにいつもこんな食事をしているわけじゃないんですよ。
もの凄く忙しかったんです。(朝や昼を抜くこともありましたが、それは内緒です)
今後ひと月は残業禁止になったので、もう少しちゃんと食事をとります。
「なぜ、残業禁止に?」
がん闘病中だからです。
これで管理栄養士さんは怒ったわけです。
忙しいより休養を優先しなさい!
食事をもっと大切にしなさい!
まず癌にとって大敵なのが、疲労、身体の冷え、ストレスなど。(全部該当する自分)
食事についても、小麦粉はがん細胞を育てるので絶対NG。
この一年、主食はうどんというくらいうどんを食べていましたが、これはやってはいけないことだったようです。
うどんだけではなく、パン、ラーメン、パスタ、全部だめ。
主食は雑穀ご飯にするように。
何よりも冷えをとる、国産の稗が入ったものを食べるように、と。
牛肉もダメ。
乳製品もダメ。
チーズ(冷蔵庫にたくさんある)も、ヨーグルトも、もちろん牛乳は絶対ダメ。
甘いものも禁止。
お菓子はもちろんのこと、果物もダメ。(みかん買ったばっかり)
白砂糖は絶対厳禁。
キャベツは毎日食べるように。
ただしカット野菜はダメ。保存料塗れだから。
化学物質がたくさん使われているハム、ソーセージはもちろんダメ。
言わんとすることはわかりますが、なかなかそんなに食事に手をかける時間がないんですよ…。
と言ったら、「じゃあ、今すぐ休職しなさい!」(と命令する権限はないはずですが…)
「あなたみたいな性格の人が、がんで早死にするんです!」(ひゃ~)
打ちのめされて家に帰り、ネットでいろいろ調べてみましたが、がんの食事療法と言っても諸説あるんですよね。
絶対塩分禁止の方法とか、むしろ果物を推奨する方法とか。
さんざん考えた結果、主治医に言われたことはきちんと守ろう(熱いもの禁止、香辛料控える)。
それ以外は、なるべくリスキーな食事を避けるとして、あまり神経質にならないようにしようと思いました。(ああ、怒られるなあ…)
とりあえず雑穀米とキャベツは買ってきました。
幸い残業をしないことになったので、多少は食事を作る時間が捻出できます。
「出来合いのものではなく、素材を買いなさい」は、努力目標ですね。
週末は頑張りますが、平日は…頑張りますが…。
体を冷やすのでカフェイン禁止ということですが、もともとコーヒーはそれほど飲まないし、日本茶は少しなら…と言われたので、あとはルイボスティーあたりで補完しましょうか。
あ、麦茶でもいいか。
嬉しかったのは、睡眠を充分とることが大事と言ってもらえたこと。
「8時間寝るのが必要です」
嬉しいけど、今の生活では無理です。
朝5時起きなので。
「じゃあ、今すぐ休職して、札幌の家族のところに戻りなさい!」
それができたらどんなにいいでしょう。
「単身赴任で東京に来るということは、住環境が変わる、人間関係が変わる、仕事内容が変わるということで、幾重にもストレスを抱えている状態なんですよ」
言われて改めて、そうだったんだなあと思いました。
もちろん単身赴任者がみんながんになるわけではありませんが、ストレスは本当に大敵なのだそうです。
忙しさにかまけていたこともあります。
どうせ2~3年の短期滞在だろうと高をくくっていたこともあります。
でも、これを機に、もう少し生活を整えようと思いました。
この気持ちを忘れるなよ、自分。