今朝の記事はさくっと過去記事にしてしまおう。
独断と偏見が甚だしいからね。
ということで、2010年の本屋大賞ノミネート作品ようやく読み終わりました。
忘れないうちに自分なりの感想をまとめておきます。
2010年本屋大賞
1位 天地明察 冲方丁
2位 神様のカルテ 夏川草介
3位 横道世之介 吉田修一
4位 神去なあなあ日常 三浦しをん
5位 猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子
6位 ヘヴン 川上未映子
7位 船に乗れ! 藤谷治
8位 植物図鑑 有川浩
9位 新参者 東野圭吾
10位 1Q84 村上春樹
私の1位も「天地明察」
これは先に映画を観たのですが、映画は映画の見せ方で、本は本のおもしろさでとてもよかった。
一介の碁打ちが幕府の命を受けて暦を作り直す。
軽めの歴史小説ではありますが、算術への思い、何度失敗してもあきらめない心。
これこそ若い人に読んでいただきたい。
私が書店員なら、これを推す。
2位は「ヘヴン」
読んでいてひりひりしたけれど、作者が書きたかったのは多分苛めの実態ではない。
薄っぺらな世界から足を踏み出し、自分の目で確かに世界を捕まえて、そして考えろ。そして感じろ。善悪とは。生きる意味とは。世の中とは。
その時初めて自分自身のヘヴンが見つかるのではないだろうか。
って、読了直後の私が書いていました。
今もそう思う。
それ以外では、「猫を抱いて象と泳ぐ」「植物図鑑」「新参者」
吉田修一と三浦しをんにはどうしても期待値が高まってしまうので、厳しめの評価になるけれど、面白かった。
「横道世之介」しみじみよかったなー。
「船に乗れ!」も、少しくせのある文体だけど音楽部分の描写がとても良かった。
分冊になっている本が多かったので、読み終わるのに時間がかかってしまった。
特に村上春樹には苦労させられたよぉ。
さ、気を取り直して2011年のノミネート作、読みますぜ。

独断と偏見が甚だしいからね。
ということで、2010年の本屋大賞ノミネート作品ようやく読み終わりました。
忘れないうちに自分なりの感想をまとめておきます。
2010年本屋大賞
1位 天地明察 冲方丁
2位 神様のカルテ 夏川草介
3位 横道世之介 吉田修一
4位 神去なあなあ日常 三浦しをん
5位 猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子
6位 ヘヴン 川上未映子
7位 船に乗れ! 藤谷治
8位 植物図鑑 有川浩
9位 新参者 東野圭吾
10位 1Q84 村上春樹
私の1位も「天地明察」
これは先に映画を観たのですが、映画は映画の見せ方で、本は本のおもしろさでとてもよかった。
一介の碁打ちが幕府の命を受けて暦を作り直す。
軽めの歴史小説ではありますが、算術への思い、何度失敗してもあきらめない心。
これこそ若い人に読んでいただきたい。
私が書店員なら、これを推す。
2位は「ヘヴン」
読んでいてひりひりしたけれど、作者が書きたかったのは多分苛めの実態ではない。
薄っぺらな世界から足を踏み出し、自分の目で確かに世界を捕まえて、そして考えろ。そして感じろ。善悪とは。生きる意味とは。世の中とは。
その時初めて自分自身のヘヴンが見つかるのではないだろうか。
って、読了直後の私が書いていました。
今もそう思う。
それ以外では、「猫を抱いて象と泳ぐ」「植物図鑑」「新参者」
吉田修一と三浦しをんにはどうしても期待値が高まってしまうので、厳しめの評価になるけれど、面白かった。
「横道世之介」しみじみよかったなー。
「船に乗れ!」も、少しくせのある文体だけど音楽部分の描写がとても良かった。
分冊になっている本が多かったので、読み終わるのに時間がかかってしまった。
特に村上春樹には苦労させられたよぉ。
さ、気を取り直して2011年のノミネート作、読みますぜ。
