今年もたくさんの本を読みました。(あと1冊くらい読めるかな?)
ジャンルを問わず読んでいますが、今年はさすがに戦争をテーマに書かれた小説を多く読んだ気がします。
横山秀夫の「出口のない海」、荻原浩「僕たちの戦争」、コニー・ウィリスの「ブラックアウト」「オールクリア」(SFだけど戦争小説でもありました)、ティム・オブライエンの「ニュークリア・エイジ」など。
9.11もある意味戦争と考えれば山田詠美の「PAY DAY!!!」、従軍慰安婦と民族のアイデンティティについて書かれたチャンネ・リーの「最後の場所で」、戦争小説ではないけれど戦時中でなければ起こり得なかった小説としてカズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」など、星5つを付けた作品に限ってもずいぶん読んでいます。
あと、近世の日本文学もちらちら読んでいました。
これは昨年末に読んだ谷崎潤一郎の「細雪」がきっかけになったかと思っています。
その後マンガで関川夏央・谷口ジローの「坊っちゃんの時代」5部作を読んでから加速がついて、青空文庫で森鷗外や太宰治、中島敦の短編を少しずつ読んでいました。
久世番子のマンガ「よちよち文藝部」も、文豪マイブームを後押ししてくれましたね。
実はお正月に観ようと思って「細雪」のDVDを借りちゃってるんです。ふふふ。
文豪ブームはまだ続く。…かも。
そして何と言っても一番の収穫はニコルソン・ベイカーに出会えたこと。
「室温」を読んで出会うべくして出会った運命を感じ、「中二階」でそれは確信に。
ただただ思考の垂れ流しのような小説ですが、滅法面白い。
私の頭の中も文章化したらこんな感じなのかなあ、と思わせる巧。
もう、大好き。
200冊強の本を読んだ中で星を5つ付けたのは37作品。
今思えばなんで5つ付けたんだろうと思うものがあったり、なんで5つ付けなかったんだろうと思ったり。まあ、勢いなんです。
いくつかご紹介します。
なだいなだ 「TN君の伝記」
梨木香歩 「冬虫夏草」
スティーヴン・ミルハウザー 「エドウィン・マルハウス」
万城目学 「鹿男あをによし」
桜庭一樹 「私の男」
坂口安吾 「明治開化安吾捕物帖」
高野文子 「ドミトリーともきんす」
西加奈子 「サラバ!」
乃南アサ 「暗鬼」
笹本稜平 「グリズリー」
服部まゆみ 「この闇と光」
吉田修一 「悪人」
いい本たくさん読んだなー。
来年はどんな本と出会えるかな。
とりあえず小野不由美の「十二国記」シリーズの再開を強く望みます。
そのために出版社が変わったんじゃないの?
中断するなら延麒が幸せな時にして~!!
いよいよ今年もあと少し。
良い年を迎えられるように、あともう少し気張りますわ。
ではまた。←更新する気満々^m^
ジャンルを問わず読んでいますが、今年はさすがに戦争をテーマに書かれた小説を多く読んだ気がします。
横山秀夫の「出口のない海」、荻原浩「僕たちの戦争」、コニー・ウィリスの「ブラックアウト」「オールクリア」(SFだけど戦争小説でもありました)、ティム・オブライエンの「ニュークリア・エイジ」など。
9.11もある意味戦争と考えれば山田詠美の「PAY DAY!!!」、従軍慰安婦と民族のアイデンティティについて書かれたチャンネ・リーの「最後の場所で」、戦争小説ではないけれど戦時中でなければ起こり得なかった小説としてカズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」など、星5つを付けた作品に限ってもずいぶん読んでいます。
あと、近世の日本文学もちらちら読んでいました。
これは昨年末に読んだ谷崎潤一郎の「細雪」がきっかけになったかと思っています。
その後マンガで関川夏央・谷口ジローの「坊っちゃんの時代」5部作を読んでから加速がついて、青空文庫で森鷗外や太宰治、中島敦の短編を少しずつ読んでいました。
久世番子のマンガ「よちよち文藝部」も、文豪マイブームを後押ししてくれましたね。
実はお正月に観ようと思って「細雪」のDVDを借りちゃってるんです。ふふふ。
文豪ブームはまだ続く。…かも。
そして何と言っても一番の収穫はニコルソン・ベイカーに出会えたこと。
「室温」を読んで出会うべくして出会った運命を感じ、「中二階」でそれは確信に。
ただただ思考の垂れ流しのような小説ですが、滅法面白い。
私の頭の中も文章化したらこんな感じなのかなあ、と思わせる巧。
もう、大好き。
200冊強の本を読んだ中で星を5つ付けたのは37作品。
今思えばなんで5つ付けたんだろうと思うものがあったり、なんで5つ付けなかったんだろうと思ったり。まあ、勢いなんです。
いくつかご紹介します。
なだいなだ 「TN君の伝記」
梨木香歩 「冬虫夏草」
スティーヴン・ミルハウザー 「エドウィン・マルハウス」
万城目学 「鹿男あをによし」
桜庭一樹 「私の男」
坂口安吾 「明治開化安吾捕物帖」
高野文子 「ドミトリーともきんす」
西加奈子 「サラバ!」
乃南アサ 「暗鬼」
笹本稜平 「グリズリー」
服部まゆみ 「この闇と光」
吉田修一 「悪人」
いい本たくさん読んだなー。
来年はどんな本と出会えるかな。
とりあえず小野不由美の「十二国記」シリーズの再開を強く望みます。
そのために出版社が変わったんじゃないの?
中断するなら延麒が幸せな時にして~!!
いよいよ今年もあと少し。
良い年を迎えられるように、あともう少し気張りますわ。
ではまた。←更新する気満々^m^